チェンソーマン レゼ篇の主題は「都会のネズミと田舎のネズミ」について。単なる一夏の恋物語ではなく、ここを踏まえた上でレゼとデンジ、二匹のネズミの行く末を見て欲しい。俺は都会のネズミがいいね。
チェンソーマン レゼ篇で特に泣けるのはデンジの選択。
デンジ:都会の暮らしに満足している都会のネズミ
レゼ:田舎に逃げたい都会のネズミ
デンジは都会の暮らしを捨ててレゼと田舎のネズミになる選択をした。これは物語前半に提示された「俺に心はあるか?」に対するアンサーにもなる。
ワンピースの風刺で特にお気に入りなのは、特権階級に居座っていた意識高い系の家族が、「みんな平等だよ~」と綺麗事を抜かして、身分を捨てて出てきたら、家族もろとも集団リンチ食らって野垂れ死ぬシーン。マジでワンピはキレ味が桁違い。現実を知らない温室育ちの意識高い系の解像度が高い。