古代ローマの格闘技マンガ『セスタス』は現役格闘マンガの中でもトップクラスに面白いんだが、こういう努力こそ大事!みたいなセリフも物語のなかでちゃんと活きているから好き。不器用なファイターがエリートに立ち向かう姿カッコいい。
絶賛と「何がおもろいのかわからん」と評価が分かれる『ルックバック』、いろいろ書きたいことがあるんだけど、心理・内面を説明でなく描写で語るって意味で図抜けた表現力だと思う。作品というのは何を描くか(物語)だけじゃなく、どう描くかも大切な要素。
『東京卍リベンジャーズ』一気読み中。
おいおいおい、マジか。ムチャクチャ熱い、男の中の男のヤンキー漫画じゃねぇか。しかも俺たちオッサン世代が好きだった不良漫画の良いところを受け継いでいる。登場人物たちの個性も皆いい。やべぇや。
久しぶりにキングダムをまとめて読んだら、残虐な虐殺をしまくる桓騎っていう秦の将軍の生い立ちが描かれていて、金持ちじゃなくて大半の一般人がガンなんだと言っていた。原センセーはコレをどういう落とし所を持ってくるのか。史実では李牧に負けるが、ラスボスオーラあるのはこっち。
『昭和天皇物語』(8)
相変わらず面白い。しっかりと陛下の人間性の描きかた、が中心にある。本巻では濱口雄幸、北一輝、石原莞爾などが登場。
政治軍事の中枢の動きや時代の庶民感情に至るまで、丁寧に描写されている。