海物語はほぼゲーム数解除のみですが、演出との乖離がありました。4号機末期で急いで検査に持ち込んだのかも知れません。パチスロの開発には数年かかるのが普通です。その途中で規定変更があれば中身を作り直す必要があります。
前兆モードは画面が低モードや高モードと同じで、チャンス目出現率がアップしたり、強い演出が出やすいだけです。しかも最大継続ゲームが125Gと長いのも特徴です。低モードや高モードは最大120Gで移行しますから、そこを超えると前兆確定ですが、そこまでにずいぶんと出玉を削られます。
ボーナス確率は重めでしたが、小役確率が高いのでコイン持ちはよく、高設定域の機械割も十分に思えました。これなら5号機でも大丈夫だろうと多くの業界人が考えたのです。ただ、それは相当バイアスのかかった思考でした。
液晶画面にデカトナカイが出現すると規定ゲーム数は最大で3Gとなり、これをクリアすると短いゲーム数がループする連チャンモードに移行するのです。
その後の実戦は効果なしの3連敗でした。トータルでは1勝5敗で-147100円です。しかし、記憶では打つたびに10万負けを喫したはずですが、収支表には記載されていません。たぶん、記憶に消したいほどの惨敗だったのでしょう。
初打ちは2005年12月1日。投資10000円からREG1回のみ。そして12月2日のマンガ用実戦です。ここで投資100000円、BIG5回にREG4回で回収無しの大敗です。マンガに描くために翌日も実戦します。投資36000円からBIG15回にREG5回、おそ松チャンスにも5回入って2030枚、39600円交換で+900円。
5号機初期はRT搭載で少ないBIG出玉を補完する機種が多くリリースされますが、ど根性ガエルもRTが大事でした。BIGにはスーパーとノーマルがあり、スーパーBIG後は30Gのど根性タイムに突入します。この間にベルがそろうと次回ボーナスまで継続する微増のRTに突入します。
内部的な仕様は複数のモードを持つST機で、疑似的に2回ループの確変のように見せていました。確変はBIGのみでREGではモードはほぼ動きません。だから確変中にREGを放出しても確変は継続します。しかし、ハマりモードでREGを引いてもモードはそのままなので、さらにハマりが続くという特徴があります。
技術介入度もそこそこあり、機械割も高いので積極的に打ちました。 初打ちは2006年6月20日。投資9000円からBIG2回にREG3回で交換無し。翌日は3000円投資でBIG1回のみ。7月4日の3回目の実戦では投資24000円からBIG5回にREG3回で交換無し。
無印の009は2003年に登場したモード式のST機で液晶も搭載していましたが、009SPはノーマル機でした。ただ、最大10Gの前兆中に引いたボーナスはストックするプチST機能は搭載していました。この10Gの前兆中の制御が独特で、味のあるゲーム性を生み出していたのです。