アイシールド21のvs帝黒戦で最後の最後にデビルバッツ創始者の3人に命運が委ねられたこのシーン。マジで泣ける。武蔵が抜けていちばん荒れたのは栗田じゃなくてヒル魔なのに、それを噛み殺して武蔵にすべてを託すこのシーン。激アツ。
ヒラコーのドリフターズが好きな理由についてあらためて考えてみたんだけど、異世界転生ものにありがちな「最初から異世界言語喋れます」「ファンタジー世界なのに現代の価値観の人間が多数います」なんてご都合主義を一切排除して、むしろその言語や思考の差異を作品のコアにしてるところなんだよな。
そういえば日曜に『墨攻』一気読みした。めちゃくちゃ面白かったのと同時にドリフターズのノッブがいうこれほんと正しかったんだなとわかる。墨攻ではなんだかんだ領主が危機に瀕して軍権を主人公に委ねるけど委ねる前も委ねた後もトラブル続くしね。
芥見センセイ、これまでガチでやる気のない適当な一級術師として描かれてきた日下部にこの4ページだけで「息子を亡くして希望をなくした妹のために呪術師を続けている、義理人情にも厚い、実はとってもいいお兄ちゃん」って要素をつけくわえるの天才すぎるんだよな。