寝る前の五十分ラクガキ
出て行ったドラルクを何とか宥めて事務所に戻ってくると、そこには空の皿と口の周りを油で光らせている満足げなマジロが一匹。
「俺の唐揚げ…」
「ヌーヌ?」
もしかしたらこれは大好きな主人を泣かせた罰だよと言われたのかもと、ロナルドはちょっとだけ反省をした。
寝る前の二十分ラクガキ
ちょっとからかってやるつもりでドラルクはもう寝ようと気を抜いていたロナルドに催眠の蝋燭を見せた。
「君の秘密を教えて」
腕を掴まれ額に唇を寄せたロナルドから出た言葉は愛の告白。
後悔をした。
知っていたけど知らない振りをしていたのに。耳まで熱くなった。
寝る前の一時間半ラクガキ。
117死
ロナドラ+Y談ルク
「だから、今はロナルド君だけだってば!!」
この台詞をこの後一晩中言う事になる108歳児。
Y談に折檻する事に全力を出していた父親がその台詞に気が付かなかった事は、イケメンマッチョな退治人にとっては幸いな事だった
寝る前の一時間半ラクガキ。
117死その後のロナドラ?
「ドラ公!今すぐ女の子に変身しろ!!」
「無理。失敗オチ確実だよ」
「ズリぃぞ!俺はまだ見た事ないんだぞ!ドラ公のマン…」
「ちょっ!?せめておっぱいにしといてよ!」
「お父様もまた見たいよドラルク」
ΘゞΘブチッ
寝る前の一時間半ラクガキ
115死、ドラヒナ?ロナドラ?
「五歳児がそーゆー事を言っちゃいかん」
「でもお前を見てるとちんちん固くなるんだ」
「うわぁまごうことなきロナルド君だ」
「俺のちんちん見る?」
「見ません」
「ちん!」
「ギャーッ」
「ヒナイチ君ソレ食べちゃ駄目!」
寝る前の一時間半ラクガキ。
ロナドラ+Y談光線。
「ロナルド君のチ○コは立派、ロナルド君の持久力は凄まじい、ロナルド君のテクは可愛らしいレベル…」
「最後のは褒めてないね?」
「ロナルド君とずっと一緒にいたい……もうこれでいいかね?」
「十分だよ。さて、ドラウスに報告かな」
寝る前の二時間ラクガキ。
ロナドラ。
「ドラ公、風呂入るの手伝えよ」
「手伝って下さい、だろ?」
「手伝ってくれ」
「本当君は素直じゃないなぁ」
結局髪を洗ってあげる世話焼きなドラちゃん。
明日の朝食の作り置きはハムサンドでいいかな?とかちゃんと考えながら。
寝る前の一時間半ラクガキ。
ロナドラ。
「なんでじーさんの薬なんか飲んだんだよ」
「御祖父様の好意は無に出来なのだよ」
「ソレ栄養剤じゃなくて育毛剤だろ」
「成長する部分は個人差があるっておっしゃってたよ」
「…」
「何で股間を見てんのさ」
「その薬を下さい」
「いやだよ!」
寝る前の一時間半ラクガキ。
ロナドラ。
「は?可愛いジョンをオカズになんてしねーよ」
「じゃあ5回に1回は誰をオカズにしてんのさ」
「俺の妄想の中の巨乳のお姉さん」
「……あっそ」
「今、ホッとしたろ?」
「してない」
4/5回オカズにされている事を怒らないところで御察し
寝る前の二時間半ラクガキ。
ロナドラ。
「私、お風呂場はともかく湯槽の中でスルのは嫌だよ?お湯がナカに入っちゃうし」
「お前は固形物食べないんだから尻に湯が入ったって惨事にはならねぇだろ」
「君はデリカシーないなぁ」
「…今度はにっぴきで温泉行こうか」
「温泉ではしないよ?」