後につのだじろうと梶原が組む素地は元々あったということか。
それはそうと、霊媒は霊を呼ぶ霊能者を指すわけで、「霊媒を呼ぶ」というのはおかしくないか。
梶原が羽交い締めにし、真樹が正面から攻撃する得意の兄弟戦法。いつもこうやっていたのだろう、2対1で。
ストレスで酒を飲み暴れるオースチンに梶原一騎&真樹日佐夫兄弟が挑むが、地回りヤクザが介入したため「まずい」と瞬時に判断、呉越同舟3人で逃げる。
梶原&真樹兄弟が、ヤクザではないがアウトローであることをはっきり示す展開。
無抵抗のバーテンがリアルだ。
「のろわれた金髪鬼」。
キラー・オースチンは必殺技・回転地獄特急で対戦相手を二人殺してしまい、その報いか自分の息子二人を事故で失う。
真樹日佐夫はイタコを使って死んだレスラー二人の霊を呼び出す。霊は「恨んでない」とオースチンに告げる。
常人の発想ではない。https://t.co/tF96v3QPWm
真樹日佐夫+一峰大二「プロレス悪役シリーズ」。
第1話は何が言いたいのかよくわからない出来だが、回を重ねるごとにどんどん上手くなり、面白くなる。
漫画原作者が執筆のコツをつかむ過程を見ることができる貴重な作品。
兄の梶原一騎とはまた違う狂気もあって面白い。https://t.co/tF96v3QPWm
リトル巨人くん。
試合(川崎)直前になっても巨人くん来ない→自宅に電話→「野球やめたの」→長嶋さん、私服に着替え(試合前半は放り出し)クルマで巨人くん宅へ→球場に戻る→巨人くんしばらく反省→巨人くん8回に間に合う。
長嶋さんの往復が速いのか。
三平は11才ぐらい、ユリは2つ上なので13才ぐらいと思われる。
ユリは思春期なので異性(他人)に関心があり、しかし山村のことで選択肢がないから、一所懸命に三平にぶつかっていくのだが、三平は子供なので頭がそこまで行っていない。
そこにドラマ(ユリが三平に苛立ち、三平は釣りに熱中)が生まれる。
漫画の荒れる中年ランバ・ラルが明らかに狂っていて、とても良い。
あの人格者も狂気の時期を通過しているのだ。
1971年のサザエさん。
このあと肉屋が「そんなうまい話があるわけないでしょ」と言ってオチ。
ネズミ講「天下一家の会」事件を題材にしたと思われる。