高野よしてる作『13号発進せよ』。
人間のような目鼻がない巨大ロボットとしては元祖か。
作者はその日その日の思いつきで話を転がしていけば良いと思っているらしく、ストーリーが破綻している。
・巨大犬
・蛾宇宙人(卵から人間型「幼虫」が産まれ蛾に成長)
・小人火星人
幻覚妄想的で読むと疲れる。
『変身忍者嵐』40年ぶりに再読。
『佐武と市捕物控』などとはまた異なる、研ぎ澄まされた芸術性。
鬼太郎はねずみ男を「友人」とは呼ぶが、それは字面通りの意味ではなく、(善良な警官のように)「犯罪常習者、異常者であっても、できれば寛容に接したい」という程度のこと。
決して許容はしていない。
猫娘(1967)。
「三日も食べていない」とは、化け猫であることを人間社会に隠している(魚を盗んだりネズミを食べないようにしている)ため?
エコエコアザラク第5巻。
黒井ミサは全くの傍観者、ちょっとしたアドバイザーであり、人を惨殺したり呪い殺すということがほぼ無くなっている。従って話は怖くない。
内臓を口から吐いて死ぬなど、残酷恐怖路線は意外に短かったわけだ。
クレームが激しかったのか。
エコエコアザラク第5巻、門限のあるアパート(鉄筋コンクリート)。
女性専用とか学生専用というわけではない。
昭和50年ごろにはこういう物件がそれなりに残っていたのだろうか。
白土三平「シートン動物記」。
熊、狐、狼。
戦いに生き死す。
見返りは今日という日、そして食物のみである。
(猟犬には社会と非行、裏切りと報いがある。)