『解体屋ゲン』のすごいところは分かりやすさなんですよね
3次元モデルは分かるけど4次元モデルってなんじゃい?
ってなるけど数コマで分からせる
そこを無駄にページ割かないことでテンポも落とさない
見事だ
サッカーの誤審が話題になっとるようですが
そういう話題を見ると『サッカーの憂鬱』第一話を思い出しますね
今回話題になってる主審なんかも含め
読み切り形式で一話単位でサッカーに関わる色んな裏方さんのことを
分かりやすくドラマチックに描いてる傑作です
だいぶ前の号だからもう捨てたかと思ったけど無事あった
シリウスを「本気でこいつダメだ…」って思った迷シーン
動物漫画における根源的な餌と食の問題
そこについて疑問を投げかけるシオンに対しての
シリウスの答えが「もう寝よう」
秋田書店の少年誌の一番でっかい漫画賞ネクストチャンピオン
そこの月刊少年チャンピオン編集長のお言葉
成功するための実践的方法「人の悪口を言わない」
ネットに書きこまない
ん…ん~???
『解体屋ゲン』75巻の「現場監督の苦悩」
ちょっとしたことで涙が出てしまうこととか含め
連載当時も思ったけど仕事に追い込まれていく描写が
生々しくてのう…
そんでもってこっからの解決法で提案するのが
現実的に見てもかなり良いアイデアなの含め
とても好きな話です
『解体屋ゲン』ここまでドストレートに
コロナ問題に勝負した初の漫画じゃなかろうか
全く不自然じゃない土台があるからこそ出来たことなのが
この作品の魅力