セルフ解説⑤あとちょっと白ける話だけど、この風来坊、謙遜ではなく本当にお礼を言ってもらうようなことはしていない。逃げようとしたのだから。もちろんあの喝上げの場面で、風来坊が助けに入るのが正統派の展開なのだけど、自分自身ならどうだろうと考えると→
あと、このコマ、何度、描いても構図がうまくいかずに、描き直したけれど、このグチャ、グチャという擬声音をずっと見ていたら、風来坊がチBさんにR18的なことをされているように思えてきて、気まずくなったのはここだけの話。
これとか。一番、上のおじさんは、「荒/野の1ド/ル銀貨」という映画に出てきた俳優さんを。その下のおじさんは、カラオケの西部劇っぽいイメージ映像に出演していたエキストラさんを。
そのまんま、描いている。
ジョアンナ:昼間は父の店の手伝いをする女の子。画像は住むところがない暮らしの風来坊を心配してあげている図。
風来坊「住むところがない…。そのとおりだけど、なんか語弊があるよな😥」
最近、絵を上げられてないのでセルフ小ネタ解説②
前の4コマで、このキャラが歌ってた歌詞は「Paid for my shame, I'm here 'till the end」と書いてある。多分、訳としては、「僕は恥を償った、ここで最後まで」だと思われる。もちろん、こんな英文を自分が考えたはずもなく…→続
ただ手癖で描くと、ついつい風来坊の髪の生え際を上にしちゃうので、これ、25歳じゃないだろ…という反省は大いにある。
「軍鶏」は本当にすごいんですよ…。言葉をあまり使わない描写が本当に美しくもあり、底知れぬ闇を感じさせ、もはや芸術。自分は一生、この境地には至れないけど、今も、創作の根底にあるのは、この漫画との出会いです。