「イアラ」の中にも、旅行にきた、お金持ちの夫人にせまる男性が登場するけど、彼女は、本当は貧しく、自殺を考えている女性だ。男性からは、そう見えない。
自分がある事を思っていても、同時に相手にも内面があるのだから、その差が誤解となる。 #楳図かずお
ショートカットで眼帯の子は、女の子の眼帯っておもしろいなっていうだけで。女の子が、学生服着て眼帯して歩いてたら、なんかいいじゃないですか(笑)
楳図かずおさんら参加の新潟佐渡市「銀河芸術祭」、補助金終了で資金難 継続へCF開始|新潟日報デジタルプラス https://t.co/QwbpO0GxgG
「わたしは真悟」で、しずかという小さい女の子の隣に変な誰かが引っ越してくるという設定なんですが、結局、隣の部屋を覗きに行ったしずかに「ぐにゃぐにゃした、なんだかわかんないものがいた」と台詞を言わせています。本当はあそこでしっかり、人間と機械を取り持つ中間のものを描きたかった。
この前原稿を整理してて「まことちゃん」を読み返したんですけど、自分で描いてるものなんかもう忘れてて、まことちゃんそっくりなまこちゃんっていう女の子のキャラクターが出てるのを見て、びっくりしたんですよ。
漂流教室のはじめのあたりで、ラジオが、光化学スモッグについて、「光化学スモッグにより、生徒達が、目がチカチカすると言って訴えるのは、心理的なものによる....」というような場面が出てきますが、あれは実際に、ボクがラジオから聞いた言葉を、そのまま書き移したものです。
#楳図かずお
(漂流教室について)
大友くんと翔くんの対比もあるけれど、「子供と大人」というのがこの話の場合すごく大きくて、だし抜けにそういう世界に入っちゃったら、逆に大人の方がついて行けなくて、っていう設定を描いたんですが、それでずい分大人の人に嫌われて(笑)
#楳図かずお
世の中では「寿命がのびた」と言うけれど、じつはそうじゃないんじゃないかな、という直感で「Rojin」(1985年)という漫画を描いて、その流れで「14歳」を描いたんです。
#楳図かずお