振り返ってみると、『漂流教室』とか『14歳』といった作品は、現在の世界を予見させるようなモノだったように思います。
#楳図かずお
(関谷は)話を面白くするためにおられる方なので、悲壮感とかリアリティはない。それは「わたしは真悟」のロビンもそうです。あれもお話を盛り上げるためにいる人なので、悪い人だけど徹底的に悪いかといったら、「あ、こんなところでこんなことするか」という、そういう面白さを狙ったキャラクター。
高田馬場にいたときは、デパートみたいなところがなくって少しつまらなかったんですけど、吉祥寺は、近鉄もパルコも伊勢丹も西武もあるから楽しいですよね。
#楳図かずお
だからそういうところを掘り下げたいなと思うんですよね。もしかしたらR指定になるかなー、みたいなアイデアがあるんです。今回(映画「マザー」)の母親もおぞましいですけど、「おろち」の母親はそれくらいとことん描いてみたいです。
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