磯本先生、別の連載もあった時期だと思うけど相変わらず「連載漫画の第一回」みたいな話の作りになってておそろしく贅沢。ていうかギャルですよギャル。んもーっ!
『怪盗食いしん坊』ビッグ錠先生の大御所大ベテランならではのやりたい放題がヤバい。だいぶ前から「刑務所に入りたくてわざと捕まるような盗みをしている」という設定がほぼ失せて何が「怪盗」なのか分からんことになってたけど、いよいよ今号は遭難して無人島サバイバルやってる。
この本の持ち味である読者の琴線に触れる思い出めしとか、ちょっとひと手間掛けた小粋なグルメとか、今号のテーマである「やる気☆朝ごはん」なんかも完全無視で、雑草煮て喰ったりしていて実に小気味良い。毎号巻末になっちゃってるけど、ずっと続いて欲しい…
磯本先生の『はらぺこツーリングルメ』2巻を読んだよ。やっぱり贅沢な作りになってるなあ。どれも好きなんだけど、本誌掲載時から糠床の話がすごい印象深くて忘れがたい。
2話でかなり掴めた感があってこの回は全体的に作画が良い。ここは出来れば「💢サイコパスかな!?」って短く斬りたかったんだけど、ぱん太くんのキャラクターをあまりキツくしないようにというオーダーがあって、ちょっとテンポが悪い。ま「サイコパス」の使い方もあまり正しくないので結果オーライ。
この、「この漫画は、毎月28日に…」から始まる固定メッセージに本編の音声をかぶせていくやつは初回を描いて以来「何回か先から始めよう」つって企んで計画的にやったのを憶えている。特殊OP的な。
担当さんが理知的で穏やかなかただったので、これ没なるかなーとダメ元で出したら割とオッケーだったやつ。攻めたゼ。
今だから言うけど、もっと可愛らしい感じの女の子キャラを言外にオーダーされていたのは分かってたんだけど、「誰も知らない平沢とかいうやつの描いたキャラ」という取っ付きの悪い状態から、2頁もので読者の投稿を軸に展開してキャラ同士の掛け合いもさせて…となるとおれにはこれしか出来なかった。
twitterまんがでたまに見るやつ。切り欠くタイプのフキダシって万やむを得ず使うようなわりと特殊な運用だと思ってるんだけど、今のひとはそこそこ多用しているよね。