8マンを参考にしたと思われるセブンマンのデタラメ感を自分はむしろ愛するのであるが、こんなもん愛してちゃダメだぞ。アニメとかゲームとか卒業してもっとちゃんとした大人になれ。
なにしろ平井和正&桑田次郎なので、60年くらい経た今見ても特におかしなことは書いてない。内部メカも様式的に処理してるので古さを感じさせない。逆につまらん。
よく考えたらヌンチャクはこんな風に動かないのである。だが一度これを見てしまうと、ヌンチャクの表現はもうこれでいいような、逆にこれしかないような気がしてくる。絶対打ちにくいと思うけどそれすらもうどうでもいい。
ケネディ騎士団のペガサスは、実は結構な大型機であり、これだけ突起があると空力的に速度も出なかっただろう。望月三起也は当時トップクラスのメカマニアであるから当時の「夢の万能機」のイメージはこのようなものだったのだ。この運用ムチャクチャ面白いぞ。
昔のマンガでよくあった「何があっても1ページ四段組」みたいなのに憧れるのである。難しくてようやらん。でもこれが習得できればもっと話の密度感が出せると思うのだ。いや32ページとか使えばいいのかもしれんがそんなに描いている時間もないのだ。