魔族全体の敵を倒す為の戦力集めの時ですら、
「面倒臭いから嫌」
「断ったら殺すぞ」
「しょうがないな」
が基本になってたり、魔王軍崩壊後は多くて数人程度の集団しか出てこない辺り、魔族は個人主義以前に、そもそも「社会」を構築する能力がないんじゃなかろうかという感がある。#フリーレン
しかもこれだけ被害出しておいて「何度も対南の勇者でシミュレーションして、これが一番マシな結果」なのが酷い。多分、「魔王自ら戦う」「他の魔族も動員して軍勢で攻める」とかも考慮したけど、余計に被害が出るから選べなかった、というのがまた。文字通り最強過ぎる。#フリーレン
鏡蓮華の指輪の話を読み返したら、そもそもフリーレンが適当に選んだのが鏡蓮華の指輪だった時、ヒンメルは鏡蓮華の花言葉の意味を知っているが故に、自分の想いが最期まで片想いになることを理解した表情が出てきて、今回の回想と合わせると、これはヒンメル、お辛すぎる。#フリーレン
あと、アウラが「あっさりと負けた」ように見えるのは、フリーレンのスキルセットが対魔族の暗殺用(それも相手を油断させた上で一撃必殺を決めるタイプ)であることが理由で、逆にこれが成功しなかったら倒せてない可能性があったから、この辺はクヴァールの敗北と共通するものがある。#フリーレン https://t.co/p6chs3hW7S
で、フリーレンはそれが分かっていて、且つ、ゼーリエの思想に共感する気がないからこそ、ゼーリエが試験官をやると言った時点で、「じゃあ駄目だね。あの人とは合わないし」と判断した訳ですな。フェルンについてもゼーリエとは合わないだろうと思ったから、この台詞が出たんでしょうし。#フリーレン
ここでアウラの特性として「計略も使える」と書きましたけど、アウラ編の序盤で出てきた魔族の「交渉」のこのズレっぷりと比べると、使者を立てて和平交渉をやってる時点で「ある程度は人間を理解できてる」「その上で相手の考えを逆手に取って罠を仕掛けてる」訳で、大したもんですよ。#フリーレン https://t.co/p6chs3hW7S