無期徒刑を言い渡された津田三蔵は、事件の代償として、巡査職と、唯一の誇りであった勲章も剥奪された。そして、釧路集治監へと移された三蔵は、事件の動機がはっきりと明らかにならないまま、事件から4か月後、肺炎により36年という短い生涯の幕を閉じた。
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負傷したニコライの手当をした呉服・太物商の永井家は、ロシア人より「聖地」と呼ばれ、多くのロシア人が訪れる場所となった。津田三蔵がニコライを斬ったサーベルと血染めのハンカチは現在、滋賀県により保管され、大津事件の生々しい様子を後世に伝えている。
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