負傷したニコライの手当をした呉服・太物商の永井家は、ロシア人より「聖地」と呼ばれ、多くのロシア人が訪れる場所となった。津田三蔵がニコライを斬ったサーベルと血染めのハンカチは現在、滋賀県により保管され、大津事件の生々しい様子を後世に伝えている。
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津田三蔵の処罰が死刑ではなく、無期徒刑と決定されても、日本が恐れていたロシアからの報復はなかった。ニコライを助けた人力車夫の北ヶ市市太郎と向畑治三郎は、日露両国から勲章の授与と終身年金を支給されることになり、二人はロシアの軍艦にも招かれた。#おうちで大津れきはく #漫画大津事件