「忍者武芸帳」は1962年に全17冊で完結します。最後の2冊は東邦図書出版社から、16上、16下の2冊合計で11000部発行されました。貸本なので、その部数を大きく上回る読者を獲得しています。
2009年に発表50周年記念として、小学館クリエイティブからこの貸本の完全復刻版が発売されました。
#白土三平
1960年の「きのこ姫」は、唯一少女漫画雑誌に発表された白土作品。かわいい女の子におじさんたちが次々襲いかかっていきます。大人はみな先入観と目の前の利益の世界にのみ生きていて、子どもの機転と自然の知恵の前には歯が立ちません。
#白土三平
→忍者人別帖2 kindle版 https://t.co/55INOIIRML
"若者がいるかぎり白土作品は新しい"
かつての白土三平フェアのキャッチコピー。当時「画集カムイ伝」が発売、小学館文庫「カムイ伝」が刊行開始されました。連載は「バッコス」がクライマックス。
#白土三平
※「週刊ポスト」1978年10月27日号より
1962年に学年誌に発表された「2年ね太郎」は、日本やインドの民話を取り入れながら、子どもの視点で学びを多く含ませる形のストーリー展開が魅力の作品。現代子どもセンター主宰の高山英男さんの推薦とともに貸本単行本としても発行されました。幻の作品でしたが2010年に復刻されています。
#白土三平
今回の文庫本は全ページかつての小学館のオールカラー本の原稿データを使用しているので、画面に重厚感がありますね。
#白土三平
#シートン動物記
ヤマケイ文庫 シートン動物記 https://t.co/6Y6VuPKssj
1962年の学年誌連載作品「2年ねたろう」にも鬼が出てきますが、こちらはインドの民話をもとに創られたお話になります。
#白土三平