#鱒とまめこの漫画室
●11p
ネームから一度書き起こしたラフに細かい演出を相談するやりとり。再び野獣のような攻めの感じのオーダー。だいぶ作画担当が暴走しています(まめこカントクからは新鮮との感想。普段あまり描かない表情なので良い修行です)
#鱒とまめこの漫画室
●12p
同様にラフに赤字で演出の確認。砂時計の砂がパラパラと降り積もる抽象的なイメージで間合いを作る指示が印象的で(尚この世界では22歳若い庭村設定。女性的にならないように苦心してる過程がバレます)
#鱒とまめこの漫画室
●13p
再び現実と回想がオーバーラップ。「ひらいて」心にいつも響かせてるAの心情が重なる(ように伝われ)ラフを出してから手を加えることに。そして指示が色っぽい件
#鱒とまめこの漫画室
●14p
出ました「目を舐めたい」。ネームから起こしたラフに入れた赤字。室内風景にセリフを置くことで、この衝撃の一言が際立つのですね(学ぶ)動揺を表す斜めの背景など。中央コマの引きアングルは作画担当の希望で背景は作らず抽象的に。
#鱒とまめこの漫画室
●4p訂正
すまして一体何が「綺麗ですね」なのか…「花火」です…「花火」のセリフが抜けておりました。初め奥村の頬に描いていた記号的な「汗」はトル指示へ。手を掴まれドキドキでも離れて正直ホッ…大人の逡巡。漫画的な効果を入れず光と影で心情を出そうと(出せたのか💦)
#鱒とまめこの漫画室
●17p
ふっと顔を背けるA、心情の転換がクリアに。もっと寄って…が合言葉。ここで全体図が来ることを考慮しての前ページまでの改変。ずっとbedなので全体図は少なくていいし、顔を背ける振りがモノローグをよく響かせた気もします。同ポジを避ける意図も随所にあるそうで。
#鱒とまめこの漫画室
●18p
思い出の放課後が心の中でフラッシュ。渡されたコーヒー、眩しかった先生の笑顔。回想で受け取る寸前のマグから現実へ。握りしめる拳、キュッと。何気にマグの柄をみて欲しい件(7pで兎とお揃い)個人的に子犬のようなAが気に入ってる(ねこじゃない
記憶の描画は明るめで。
#鱒とまめこの漫画室
●19p
思い直して立ち上がり、帰ります、と。乱れたシャツを直す仕草の色気。無表情に答え起き上がる全身英は最終的に乱れた髪と顔のアップへ。一コマ目もバストアップから大胆に瞳のアップに改変。このお話でも重要で印象的なモチーフになる彼のチャームポイント(加筆まだしたい
#鱒とまめこの漫画室
●19p(差替陳謝)
製本のため全体的に加筆修正していますがこのページは大幅修正なので置き直します。引き続き下記に続きをぶら下げます(パラパラとすみません)
#鱒とまめこの漫画室
●20p
玄関へ向かいながら再び記憶の気配。左上は同ポジを避けるためAの伏し目がちなアップから足元へ変更。キッチンを断ち切りにすることで広がりが生まれ回想へ繋がりやすくなったかも。ソーダ水の位置はソーダっけ?()とか言い合いながら初期ページに合わせることに。
#鱒とまめこの漫画室
●23p
気がつけば講師奥村が居間の入口に立っていた。いつも澄ましている冷静な大人の、隠しきれない焦燥感を、と。部屋の奥には校庭が描かれた思い出のキャンバス(この頃、私のラフが本当にラフ…汗
#鱒とまめこの漫画室
●24p
EIJIの名を知った絵。このコマ指定きた時は冷や汗もの。キャンバスを画中画?にするため素材感を模索しつつ見えないけど見て描いた絵として作るので(漫画ってそうういう物)焦点はサイン。下段は背景をぼかした不穏な空気感で、と。部屋から立ち去る決心をするAの心情。