話の関心ごとは、専ら山田太郎ら同世代選手のFA権行使に伴う大リーグ球団移籍にあった。翌年のアテネ五輪の野球競技もまた一切描かれなかった。当時の水島の国際大会への関心、プロ野球への認識がうかがえる。
水島新司『ドカベンプロ野球編』秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)、52巻、p120
時代が下ると、『あぶさん』でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及する。ヤクルトの古田敦也選手兼任監督との会話から、当時から主力選手の引き抜き、および出遅れが懸念に挙がっていたことがうかがえる。
水島新司『あぶさん』87巻、小学館(ビッグコミックス)、p7、p20
さらに時代が下ると、『あぶさん』ではじめて「侍ジャパン」という名称が登場する。他国の代表選手(ドミニカ共和国代表のマニー・ラミレス)の名も然り。しかし前回同様、ラミレスが代表入りすることはなかった。
水島新司『あぶさん』94巻、小学館(ビッグコミックス)、p182、p191、pp201-202
ありがとうございます。つかぬことをお聞きしますが、下図一枚目のヤンキースの選手と、四枚目のエンゼルスの選手はどなたでしょうか。
水島新司『あぶさん』18巻、小学館(ビッグコミックス)、p131、pp135-136、p140
RT
エスコバーの話を受けて、私は水島新司『野球狂の詩』の一篇『ミス・ジャッジ』を思い出した。
9回裏二死満塁同点の場面、代打の主人公・岩田はフルカウントで見逃し三振を喫する。球場には岩田の母と弟も観に来ていたのだが、この結果を受けて、怒り狂った客が下図の狼藉をはたらく。 https://t.co/JiEwdmfcen
これ。見る限りでは、右投げのノーワインドアップで共通。順に
・水島新司『あぶさん』1巻、小学館(ビッグコミックス)、p212
・水島新司『男どアホウ甲子園』1巻、秋田書店(秋田文庫)、p206、212
・水島新司『男どアホウ甲子園』6巻、秋田書店(秋田文庫)、p172 https://t.co/t8e33QEX0K
これも。オープン戦での富山遠征時、景浦が故・野村克也、江本孟紀、佐藤道郎らと宿泊先ホテルの入口ですれ違う場面。佐藤道の顔が、上述の大熊とそっくり。
水島新司『あぶさん』3巻、小学館(ビッグコミックス)、p157 https://t.co/zTwwIQhq71
#牧集合 同じ名前の「秀悟」に「集合」をかけたダジャレとして、下図の漫画も思い出してあげてください……。
水島新司『ドカベンプロ野球編』秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)、45巻、p162
横浜DeNA対阪神。プレーをめぐってレフトスタンドから次々とモノが投げ込まれる様をみて、下図を思い出した。
水島新司『ドカベンプロ野球編』秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)、45巻、pp66-69
故・水島新司野球漫画でオリックス・バファローズのマジックを振り返る。
マジック「24」。初点灯。24番時代の後藤光尊が1コマだけ登場。
水島新司『あぶさん』91巻、小学館(ビッグコミックス)、p8
マジック「22」。伊藤光が登場。コマそのものは後述の東野峻と被るので、54番時代のものを掲示。
水島新司『あぶさん』100巻、小学館(ビッグコミックス)、pp168-170