月百姿といっても、月を描かずに月を見せるものが何枚か。松の影で月明かりを間接的に表現するという粋。正面摺り、空摺りをさりげなく。※展示場所で撮った写真ではありません
第35回浮世絵オークション下見会@銀座洋協ホール。カタログで気になってたものは壁に飾られ高値見込みだったり、意外と状態悪かったり。国芳や暁斎の肉筆は確かな腕を感じる。晴雨の春画や清親の戯画に笑わされる。成行出品にも新版画の無名作家に良作が。財力あれば歌麿や芳年の良作に入札したいが…
練馬区立石神井公園ふるさと文化館もイベントは中止になってますが、常設・特別展やってます。おすすめ。
【緩募】小林清親が「井戸端水仙咲いたか見てこい」と時おり口づさんだという民謡の節が気になってます。国会図書館デジコレで検索しただけでも岐阜県、愛知県、三重県、和歌山県、兵庫県、石川県と出てくる。画像は清親の娘・哥津の手記をもとに杉浦日向子によって描かれた『YASUJI東京』より。