あと凄いな…と思ったのが、走向装置についても流体変速機で無段階に左右の履帯回転速度を変更可能なステアリングシステムを試作してるんですよね。大戦中に。
夢の機構を詰め込めるだけ詰め込んでやるというドイツ魂を感じる
パンター戦車本はおまけアニメ側の話題になりがちですが、同人誌の方は機構的な部分に力点を置いて描いてました。
何気にガスタービンエンジン(GT101)搭載の試作車とか作ってるんですよね、大戦中に…。
HUD SIGHTでバズるとやはり圧倒的に多い要望はレーザーレンジファインダー(LRF)の搭載なのですが、LRF搭載仕様は実際のセンサー調達してモック的なのはコミケで展示したんですよね。ただやっぱ実際やろうとするとなかなか難しい所でして…。
HUD SIGHTのゼロイン糞ムズ問題は途中まで描いたのですが、通常のオプティカルサイトと概念が異なるので設定項目と工程がかなり増えるんですよね。
でもかっちり合わせるとすげえ脳汁出る https://t.co/HmSOkmQiBH
光学素子(凹面ビームスプリッター)は本当に悩ましかった箇所で、メッキ業者さんには断られるしハーフミラーのフィルムは適合品の果てしない探索が続くし、出口が見えねェ…ってなりましたね。 https://t.co/EWZIL8Qhj4
これは当時(今も)世界的な半導体不足でして、結果的にジャイロコンパスが何度か変更になってるからですね…。プログラム側も毎回変更になってます。 https://t.co/jqStD2Jt8H
ちなみにサイズは基板よりも光学系が制約条件としては大きいんですよね。現行法のエアソフトガンで射程60〜70mに達する弾を撃つには、仰角10度くらいつける必要があります。そうなると±10度、つまりFOV20度くらい必要になるんですよね。これはダットサイトとしては相当大型の部類です。
そんなご意見を結構頂いたので、サイティング・パパを描いてみました! https://t.co/3dRaKEjtBk