完全に『憐れな死に際』のやつなんですが、この漫画はキン肉マンであるので、ここからアリステラすら救うことを期待したくなるんですよね(嗚呼心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ)
パイレートマンに言われたときは『分からないし、受け入れられない』だったのが、もう『分かってはいるが、受け入れられない』なのだな……
テリーが驚きに僅かな期待の色を滲ませてスグルに言ってたりしたらさらっと流せてたと思うが、表情の見えないマリキータマンのコレ、あまりにも煽りっぽくて笑ってしまう(落ち込むヤツを煽るときの匿名掲示板の人間みたいな絵面)
馬鹿っぽかったガンマンさんやアビスマンだって、ここまでノータイムハイテンションで「ついていくぜーーーーー!!」せず葛藤があったことが窺えるので、心中する厄介腹心というジャンルでは確かにマリキータマンくんは始祖を越えられるかもしれない(良いか悪いかで言えば悪いんだけども)
もはや破滅に向かう道を何も言わずに共に歩んでくれる者しか『頼もしいヤツ』と呼べなくなってしまったということ
劣化版地獄のネジ回しといい、オメガの精鋭タッグの技が悉く既存の技とかぶってるの、これもう完全に『彼らはタッグが下手』として描いてきてますね……(まあ辺境の地なわけで、スパーはタイマンだったろうから、タッグマッチ自体あんまり行われておらず、チームプレイの質が低いのだろうな)