遺跡の森での戦闘
ソードラビットは武器を形状変化させた
形の変わったその聖剣を構える
「魔力で制御するオーバードーズしたこの威力!」
その聖剣の攻撃をハーケンで防ぐ
ウズライザーは余裕であった
「甘いんだよソードラビット!」
(続く)
次回 Chapter 182「騎士の謎ソードラビット」
ウズライザーは敵の魔物を上空に蹴り上げた!
「うっぐう!俺の攻撃が効かないだと!」
跳ねあげられた魔物ソードラビット
信じられないという表情で宙でもがく
「ふむ!やはりか!ソードラビット!何が騎士だ!」
その様子を離れた場所からムーンベアが傍観していた
彼女は魔物ではない。
「まあいいやウサギなんか」
ムーンベアにとってはどうでもいい
「あの敵は魔物かい?」
警察軍ムササビスは相手をけしかける
その挑発!受けて立つ!
ムーンベアの肩にある二つのタンク
展開し何かが飛び出してきた!
「死神と同様のエネルギー吸収能力だよ!」
ムーンベアはほくそ笑んだ。
向こうの敵もやばそう!
ウズライザーはムーンベアを警戒する
だが瞬間、上空から先ほど蹴ったソードラビットが来る!
「やはり元は勇者の仲間だったんじゃないか」
そう、ウズライザー、ラビットの持つ聖剣が気になるのだ。
(続く)
次回 Chapter 183「エネルギー吸収の術」
「魔物の技だ!」
ムササビスは驚愕した
敵のその技は「死神の鎌」
エネルギー吸収が目的
圧倒する邪に満ちたその異形
触れるだけでダメージだ!
「使い勝手がいい!エネルギー吸収!近寄れまい!」
ムーンベアは歓喜の声を上げる
肩のハニーポッドから飛び出したそれらがムササビスに襲いかかる。
ムササビスは身構えた
「抵抗するほど貴様のエネルギーはどんどん削られる!」
そう言いつつムーンベアがその異形さを誇示する
ムササビスは破砕筒を放った
元気なんだよ!私は!
だがムーンベアは全く動じない
破砕筒が通じない!
「触らなきゃいいと思ってるんだ!」
ムーンベアが笑う。
少し離れたもう一つの戦場
「あちらだけ活躍させるわけにはいかねえ!」
ソードラビット
笑みを浮かべ相手の警察軍にこう切り出す
地球軍のウズライザーには分かっている
”変換憑依”
「では見せてみな正体をな!お前はウサギじゃない!」
正体は人型兵器なのか
魔物のソードラビットは姿を変えた!
もう一方の戦い
警察軍ムササビス
そして管理局ムーンベア
ムササビスは破砕筒を四機に増やす
攻撃の構えだ!
ムーンベアにそれらが襲いかかった!
「マジか?非力なのにさ、この破砕筒って、でもね!ふざけんな!」
油断したムーンベアは思わず悲鳴を上げる!
破砕筒が彼女を取り囲んだ!