いま発売中の『本当にあったかなりひどい話』マイウェイ出版刊に、私が2003年に描いた『善良という冷酷』と、2000年に「須藤いつく」の名で原案を担当した『姑 vs.3嫁』が同時に再録されています。『姑 vs.3嫁』の作画はいけだ由果(別名・御茶柱さむ)さん。シナリオもいけださんとの共作です。
いま発売中の『サクラミステリーデラックス5月号』メディアックス刊に、私が2001年に「須藤いつく」の名前でシナリオを書いた『ナオさんの幸せ』が再録されています。最愛の猫が行方不明になって、とても穏やかだった女性の気持ちがどんどん荒んでいくお話です。作画はいけだ由果(御茶柱さむ)さん。
『漫画の手帖80号』今回は10代の頃に関わった作画グループの思い出を少しだけ書かせていただきました。それから今回初参加の松久由宇さんですが、私は『危険なジル』が大好きで2巻とも大切に持っています。そして、くだん書房の藤下さん、昨日退院されたとのこと。おめでとうございます。@kudan2002
『漫画の手帖TOKUMARU 23号』 昨年暮れに届いていたのに、ご紹介が遅れてしまいました。いつもながら盛りだくさんの内容で、本誌と同じボリュームの別冊も付いて150円というのは驚きでしかないです。松久由宇さんのペン技術も驚きでしたが、氏の少しユーモラスなエッセイも面白かったです。@kudan2002
8.『龍のはらわた』1994年作。イジメはなぜ起きるのか。イジメっ子を生み出す社会構造があるからじゃないのか。と私なりに考えて、「比喩」という形で描いたお話です。けれど例えが余りにも遠回し過ぎて(こういうのを世間では「独りよがり」と言う?)これも読者の反応はサッパリでした。(つづく)
9.『25時のXENE』1996年作。孤独に生きて死んだ者たちが行くというアナザーワールドへ、行方不明になった弟を探しに行く兄の物語。私のこれまでの数々の失敗を省みて、秋田書店『ミステリーボニータ』のやり手の編集さんのもとで、私なりに精一杯少女漫画の読書を意識して描いたお話です。(つづく)
私の奇跡の14日間が終わりました。企画してくださった『くだん書房』の藤下さま。設置と撤収を手伝ってくださった堀内満里子さま。ご来場くださった方々、リツイートしてくださった方々、イイネしてくださった方々、全ての方々にお礼申し上げます。(絵は1992年作『幻想都市』最終回の扉絵です)