マジルミエの先輩、自分で勝てない相手に即座に「あ、無理だ。助力を請おう」て即決できるのメチャクチャすごいなぁ。この手のヒーローものだと「格上だけど根性で倒すぜ」てなりがちなのを冷静に勝てる方法を模索してるのマジでいいなぁ
マジカルミエの世界、一応魔法少女は高給取りなの確定なのね。
というか、ほぼ軍人か傭兵だなこれ。
確実に命を賭ける系の危険職だ
そういえば、マジカルミエの社長、女装してるけど一切オネエ言葉になってないのすごく好感が持てる。
ただ魔法少女のコスプレしてるだけで中年のおっさんとしてのどっしりとした話方してくれてるの嬉しい。
仁くん、そもそも大量に分家のある東郷家で正義が子供の前で「次期当主が一番大事だ」と他の子供殺しまくったせいで「当主になれない僕、いや俺は死ぬしかないんだ」て追い込まれたので当主諦めるイコール死なんですね
壊す力、初手で誰が愛しの息子を殺したのか告げられてもそれを認めることが出来ず存在しない真犯人を求めて周りの人間を次々と殺し始め、最後にはもう一人の最愛の存在の手で命を絶たれる父親の話
何故、息子が死んだのか。息子を任せた使用人を殺し、信頼した部下久松親分を殺し、親友の獅子屋署長を殺し、最後には町一つ滅ぼした。それでも何も解決することはなく、正義は死ぬ。哀れな話
そして稀男としてはすべて一人の女に「弟を助けて欲しい」と言われ走りつづけた果ての結末がこれ。
人を助けることに意味を失い、すべてを投げ出すしかなくなるのね
そして第一部のクライマックス、無責任飛行で、人を助けることに、そのすべてに責任を求められ、それができないならやめるべきだと突きつけられる。
第一部は一環して稀男に人を助けるものとしての生き方の是非を問い続けてるんですねー
ぴのこさんの読書スピードが早い!
これはもう既読者が何もする必要はない
ただ待っていればいい
終点へ運ばれる
第二部完走のその時まで