創作漫画『NICOLA』より 空想の中で"神官"になった少女たち。 #ピンクの竜原画展 には『NICOLA』の本の表紙やカラーページ原画、実際の漫画原稿も展示予定です。

NICOLAの話 ちえりが純粋に推し活しているだけで後ろ暗いところがない(少なくとも真弓からはそう見える)ことがとても大切でした そうでなければ、真弓は彼女を疎ましく思う気持ちを正当化してしまうから。

「私たちは神官」と言い出す二人。 少女だったことをすっかり忘れてしまった大人から見て痛々しくても彼女たちは本気です。自分たちは俗っぽいあいつらと違って美しいものを理解する特別な感性を持っているんだ！ という精神はNICOLAの中で絶対に描きたかったもの

こちらも初稿(2020)最終稿(2022) 主人公の少女・真弓の「ときめきの感情」が他の何より大事な始まりのシーン。長編を描き切って漫画にある程度慣れてからここに戻ってこれてよかった

漫画のこの絵のカラー版です。 初雪の冬の夜に、壊れそうな信仰を込めて少女が描いた天使(推し)の姿

「薔薇のつぼみの女王のための歌」 新刊サンプル (4/5)

「薔薇のつぼみの女王のための歌」 新刊サンプル(2/5)

代表作『NICOLA』ではタッチが変わるように ・通常のシーン→顔料インクのボールペン 太さ各種 ・百花と二人きりの世界など(主に背景が黒のシーン)→インク+ソフト丸ペン で描いています

推しを信仰する少女の話　3/5 #創作漫画 #漫画が読めるハッシュタグ

天使のライブは本当に小規模で、カフェで行われるミニコンサートのイメージです。採算はとれていませんが 舞台とは違う自己表現の場として本人もこの時間を気に入っています。 グッズも極小ロットで作れる手作りに近いものがその時によってあったりなかったり。ピアノのある会場はこの時が初めて。

「薔薇のつぼみの女王のための歌」 新刊サンプル(3/5)

百花にとって真弓は 「異世界から突然現れた女の子」 に等しい存在です。 友人と一対一の深い関係を好む真弓と逆で、百花は表面的なグループ付き合いしか経験がありません。 自分の思想を人に打ち明けるという考えがなく、そんな相手もいませんでした。→