講談社新人まんが賞受賞作家を紹介。
第5回(S41年) 佳作 大和和紀
1・2:『どろぼう天使』66年 週フレ
これがデビュー作。
お話も絵もとてもかわいい。
かの大先輩にもこんな初々しい時期があったのだ。
新人賞受賞作家を紹介。
第4回(83年)ギャグまんが大賞入選 川口まどか
『動機息切れめまいに殺人』92年 東京三世社
ショッキングな表題作にソフトな(3枚目の)『ぼくだけ見つめて奥様』等、バラエティに富んだアイディア満載の初期作品集。
昨日の続きのようなものです。
ゴシックシリーズ第6弾は
『祈りの鐘がひびくとも…』三原順 75年 花とゆめ
『三原順傑作選'70S』(98年 白泉社文庫)に収録。
意欲作だが話が少しわかりづらいのが惜しい…
4:『その日まで』76年 LaLa創刊号
三原作品でそねの一番のお気に入りはこれ♡
切り抜きシリーズ
74年 花とゆめゴシックシリーズの予告。
このシリーズ(全12作)は力作揃いで楽しめた。
2枚目の左と3枚目は『氷のロゼッタ』ゆきひろ 75年 花とゆめ
ヒロインがいわくありげなお屋敷(城)を訪れるところから始まる正統ゴシックホラー。
昭和の(隠れた)名作を紹介
『愛のなぞなぞ』乙部啓子 77年ビバプリンセス春季号
あげてもあげてもふえるものナーニ?
70年代後半プリンセスにハートフルな作品を発表し続けた作者の会心の一作。
昭和の名作を紹介
『つる姫じゃ〜っ!』土田よしこ
73年〜79年
週マに連載されたギャグの傑作。
パワフルで破壊的な笑いが売りだが、中にはこんなじわっとくる話も…
デビューは68年(赤塚)フジオプロ出身。
2023年9月15日没(享年78歳)
昭和ではないが宝塚のコミカライズの逸品を紹介
『銀の狼』画:さいとうちほ/原作:宝塚歌劇団 00年 小学館
銀髪の殺し屋と暗殺された大統領の娘の縁。
4:『彷徨のレクイエム』
ロシア革命に散った皇女アナスタシアは生きていた?
昭和の名作を紹介
『ちびまる子ちゃん』さくらももこ 87年 集英社
昭和も終わり頃(S61年)りぼんで連載開始した本作は、作者の小学生時代がモデルなだけあって昭和テイスト満載。
高度成長を得て少し豊かになった日本。
思えば平和で幸せな時代でした。
作者のデビューは84年(りぼんオリジナル)
昭和の名作を紹介
『天使のセレナーデ』上原きみこ 76年 小学館
(初出72年〜73年 週コミ連載)
二つに分かれたライン国(東西ドイツがモデル)
ある日国境にできた高い壁によって引き離された、幼い2人の12年にわたる波瀾万丈の愛の物語。
4枚目はネタバレ注意の最終ページ。
昭和の名作を紹介
『ハニー・ハニーのすてきな冒険』水野英子 02年 双葉社
(初出 66年〜67年 りぼん連載)
庶民にとって海外旅行は憧れでしかなかった時代、何でもありの(トラブル満載)楽しい世界一周旅行マンガ♡
アニメ化もされた。
少女マンガを切り開いてきた作者のペンが冴える作品。
昭和の名作を紹介
『デュエットで歩こう』こさかべ陽子 75年 講談社
(初出72年 週刊少女フレンド)
動物感動ものも一つのジャンルで『ペスよおをふれ』(山田えいじ 57年〜59年)の大ヒット以来、少女マンガはワンコ(犬)の出現率が高い。
昭和の名作を紹介
『愛と死の青春』丘けい子 76年 若木書房
(初出71年 週マ連載)
昭和のドラマや小説、少女マンガには病気ものと呼ばれるジャンルがあった。
難病や宿命に健気に立ち向かう主人公を描き、いくつかの名作が生まれた。
これもその一つ。