自作紹介
『恐怖クラブ』90年 アップルミステリー連載(宙出版)
クラブ繋がりで思い出して、懐かしくてつい読んでしまった。
いや、面白いじゃんこれ!
…とても自分が考えたとは思えない。
ホラーというよりは、魂の救済の物語です。
恐怖クラブ1 (ホラーエクスタシー) https://t.co/sjHW3jh0vl
ただ今発売中!
17日発売の『ほんとうに怖い童話』8月号(ぶんか社)に、曽祢の『呪われた息子たち』(初出 まんがグリム童話 15年)が再録されています。
マザーグースの唄にヒントを得たシリーズの一つで、オチまできれいに決まったと気に入っています。
西谷祥子特集その4
彼女のデビューは61年(当時高校生)の少女クラブ増刊。
『ふたごの天使』61年 少女クラブ連載
この頃から特徴的な瞳の中の箱型の光(窓目)は健在。
『喪服の似合うエレクトラ』72年 別マ
射るような挑戦的な瞳がとても印象的♥︎
西谷祥子特集その3
『学生たちの道』75年 朝日ソノラマ(67年〜68年 週マ連載)
19世紀、スイスの名門男子校に入学したアルバートを軸に、さまざまな出会いと別れを得て成長していく若人達を描く。
当時としては珍しい少年を主人公にした長編(水野英子さんの『ファイヤー』は69年〜71年)
西谷祥子特集その2
『レモンとサクランボ』再掲 68年 集英社(66年 週マ連載)
二人の少女を中心に描く青春群像。
等身大の主人公、15歳の悩みと憧れ。
この作品の成功によって、学園マンガは少女マンガの主流の一つになった。
西谷祥子特集その1
60年代後半活躍した少女マンガ改革者の1人
週マ時代の作品を紹介します。
『白ばら物語』71年 集英社(週マ連載 65年〜66年)
初めて少女マンガに文学性を取り入れ成功した記念碑的作品。
ロンドンのお屋敷に行儀見習いで上がったエマの成長を描く。
もう一つの昭和のファミリーマンガの傑作を紹介
『おてんば天使』横山光輝 77年 翠楊社(りぼん連載59年〜62年)
稀代のエンターテイナー横山氏も初期には少女マンガを多く手がけた。
典型的な少女マンガのパターン(家族の別れと再会まで)をドラマチックに描いて飽きさせない。
逢坂みえこ特集
82年ぶ〜けでデビューした抒情派のニューウェイブ
『永遠の野原』88年〜97年 ぶ〜け 集英社
抒情派のノスタルジックな表現を存分に活かした名作。
野原にワンコはよく似合う♡
イラスト集『永遠の野原』95年ぶ〜け特別編集(志摩コレから)
『9時から5時半まで』87年〜90年 ヤングユー
昨日の続きです。
デビュー当時はレトロな挿絵風の絵柄だった。
『森の兄弟』はグリム童話のヘンゼルとグレーテルの話。
その後、手塚マンガや劇画の影響を受け一時かなりリアルな大人っぽい絵になった。
少女誌(フレンド?)に書くとき編集から可愛い絵にしてくれと言われたと聞いている。
叙情派で思い出した昭和の気になるマンガ家を紹介
『ヴィクトローラきこゆ』三岸せいこ ぶーけコミックス 81年 集英社
1の左と4:『夢みる星にふる雨は…』 同 82年
ふわふわと夢のような、少女マンガならではのロマンスにSFファンタジー。