ホラーシリーズ・宮脇明子特集
一番怖いタイトルは…?と本棚を見回して目に止まったのがこれ。
『今宵おまえののど笛を』96年 集英社
ビジュアル系バンパイヤミステリー
イメージピッタリの美青年吸血鬼人形(DOLK)を見つけた!
ホラーシリーズ・高階良子特集
アジアンテイストな2冊を紹介
『はるかなるレムリアより』75年 講談社
幻想的で魅力的な伝記ファンタジー。
古代の神々が少女マンガに甦った衝撃作。
『死を踊るランダ』95年 秋田書店
表題作(82年ビバプリ)他、神々に魅入られた者の運命を描くミステリアスな作品集。
ホラーシリーズ
『血とばらの悪魔』75年 高階良子/原作:江戸川乱歩
『赤い沼』77年 高階良子 共に講談社
雑誌デビューは67年。
初期は青春もの等を手がけたが、71年なかよしで連載した『黒とかげ』の成功でホラー路線を確定した。
ホラーシリーズ
『誰かがいる』84年
『遊ぼ‥‥』85年 坂東江利子 集英社
デビューは72年りぼん増刊
元気なラブコメで活躍した坂東さんにはホラーの秀作も多い。
特に『遊ぼ‥‥』(S60年りぼん)は無邪気な子供の声が地の底から聞こえてくるようで怖い。
なかよし時代の自作紹介
『木もれ日の部屋』76年 なかよし12月号
珍しくごく普通の少女マンガ。
ちゃんと青春している!
自分の(少ない)乙女な部分を凝縮した作品。
4枚目は扉の原画。
彩色はカラーインク、ホルバインのバーミリオンを使用。
2色カラーの中でもお気に入りの一枚です。
なかよし時代の自作紹介
『悪魔の十三夜』なかよしデラックス S61年連載
(コミックスは平成5年のハロウィン版)
本格ゴシックホラーを目指した作品です。
3の右下:妹に“不審者描くの上手いね”と言われた脱獄囚サム
4:原画
なかよし時代の自作紹介
『ふしぎ館の相続人』なかよしデラックス 62年連載
これは…なかなか楽しい話だ。
思わず読み耽ってしまった。
黒猫シャルマン(シャルル)の人間バージョンが可愛い♡
4枚目はカバーの原画。
かなり大きいです。
https://t.co/F8wUxOCpiQ
水野ロマンの後継者達・おまけ
1:ちゃうネコ日記
2:中1の時の絵(表紙のみ。裏にあらすじが少し書いてあるが、かけらも思い出せない)一番水野さんの影響を感じる1枚。
3:中3の時の原稿(この頃から大人っぽい絵になる)
4:『殺人百科』コリン・ウィルソン 67年 彌生書房
明日は自作紹介の予定です
水野ロマンの後継者達・峯岸ひろみ特集
デビューは65年、マーガレットやセブンティーンに感動ものや恋愛ものを執筆。
後に神崎春子他、幾つものP.Nを使い分けてBL小説やゲイ小説家、イラストレーターとして活躍した異色作家。
水野英子の後継者達・津雲むつみ特集
デビューは67年(高1)
初期の作品は水野英子の影響がみられる。
『きょうの子守り唄』72年 集英社(69年 セブンティーン)
3:同時収録『ガラスの婚約指輪』(70年 セブンティーン)
4:『MoonlightFlowers』91年 集英社(90年 YOU)