里中満智子特集その1
『ピアの肖像』64年 週フレ(『別冊太陽少女マンガの世界II』平凡社から)
兄が愛した少女は吸血鬼?
しっかりした構成で実力を感じさせる。
講談社新人漫画賞1位入賞作。
この作品で高校生マンガ家としてデビュー。
彼女のデビューと活躍は多くのマンガ少女を奮い立たせた。
花村えい子特集
デビューはS34年(貸本)
少女誌進出はS40年(なかよし)
抒情画の流れを汲む少女マンガ、レディースコミックのパイオニアの一人。
『霧の中の少女』66年 週マ連載
(『少女マンガはどこからきたの?』青土社から)
わたなべまさこ和風ホラー特集
『鬼っ子』91年 集英社
『悪女魔物語』08年 ぶんか社
80年代レディースに移り日本を舞台とする作品が多くなった。
『蔵の中』初出91年 ミステリーYOU
『蛇の目傘の女』(再掲) 89年 ミステリーJour
水野英子特集その4
この講談社漫画文庫のシリーズは、巻末のマンガ家の寄稿が本当に興味深い。
青池さんやささやさんをはじめ長文で熱く語っている人も多い。
当時の興奮が伝わってきます。
一部を紹介します。
~水野英子特集 今回はここまで~
水野英子特集その3
『白いトロイカ』(65年 週マ連載) 02年 講談社漫画文庫
帝政ロシアを舞台に描く一大ロマン。
少女誌初の本格史劇。
クライマックスのクーデター(皇帝暗殺)は1801年。
ドラマも引き込まれるが、何よりヒロインが可愛い❤️
巻末のマンガ家によるファンアートを集めてみました。
水野英子特集その2
『すてきなコーラ』(63年 週マ連載)2000年
マンガ家、和田慎二の企画による自費出版。
ロマンチックコメディ(ラブコメ)の先駆けとなった作品。
元ネタはハリウッド映画『麗しのサブリナ』
この作品の魅力に取り憑かれた1人、和田氏の熱い思いを綴った巻末の後書きマンガを紹介。
水野英子特集 その1
デビューは55年(15歳)
初の長編『銀の花びら』は手塚治虫の影響が強いが『星のたてごと』で独自の画風とロマンを確立した。特に初めて男女のロマンスをメインテーマにした『星の…』は多くの読者に興奮と衝撃を与えた。
『銀の花びら』原作/緑川圭子 57年~59年 少女クラブ連載
自作紹介
『秘密クラブ』95年 LCミステリー連載
これは少し覚えている。
巫女さんの神秘性を出すのに最初はえらく苦労したのを…
それ以外はとても新鮮に読めた。
うん、これもなかなか…
文庫・電書版は3巻から「秘密クラブ」編です。
恐怖クラブ3 (ホラーエクスタシー) https://t.co/CbEnqQeHCC