切り抜きシリーズ
70年代の気になる…
週刊マーガレットのパワー派といえば志賀公江!
スポーツもの(代表作『スマッシュを決めろ』)からSFまで幅広くこなすストーリーテラー。
後にレディースでも活躍。
妖精旅行はなかよし(別冊)での初めての連載で、いろいろと思い出深い作品です。
昭和の思い出話、今回はここまで。またやります。
昨日の続きです。
緑が優しい『青春はラブ・40』
『イブの息子たち』青池保子
定番の紺と赤のパワフルな2色。
『悪魔の花嫁』あしべゆうほ/池田悦子
『アンダルシア恋歌』竹宮惠子
黒が落ち着いた雰囲気の2色カラー。
『プリンセス』76年9月号 秋田書店
表紙イラスト/イケスミチエコ
巻頭カラー/『アラビアン狂想曲』和田慎二
とても楽しいテンポのよいファンタジー❤️
『青春はラブ・40』せがわ真子
この号はカラーが(特に2色が)充実しているので2回にわたって紹介します。
明日に続く。
なかよしの付録を2冊発掘(状態は良!)
なかよしの雑誌サイズのふろく 共に72年 講談社
『親愛なるおねえさま…』まるやま佳
『さよならのエアポート』丘けいこ
この後の文庫サイズの付録も何冊か
取っておいたはずなのに、見つからない…💧
昨日の続きです。
『奇人偏屈列伝』10年ぶりに読み返したらやっぱり面白い。
埋もれるには惜しい一冊だ。
復刻か電子書籍化してほしい。
中でも『コリヤー兄弟』は引きこもりにゴミ屋敷という今日的なテーマで、半世紀以上前の不安と孤独が伝わってくる。(ネタバレ注意!)
『奇人偏屈列伝』荒木飛呂彦/鬼窪浩久 04年 集英社
世界の奇人変人を題材にした作品集。
クセのある作風がテーマに見事に合っていて、彼(彼女)等の歪んだ人生に光を当てる怪作!
謎の増築を繰り返す不幸な未亡人や、恐ろしいゴミ屋敷の兄弟の話が特に興味深い。
『ヘンデルとグレーテル』大友克洋 81年 CBS・ソニー出版
グリムやイソップ、古典や名作に題材を取る21遍を収めた、大判絵本風の換骨奪胎(かんこつだったい)作品集。
かなりブラックなので万人におすすめはできない。
本棚にあった少女マンガ以外(?)の気になるものを少し紹介します。
『マンガ日本の古典14 吾妻鏡』全3巻 竹宮惠子 94年〜95年 中央公論社
とても読みやすく、史書のコミカライズの模範のような労作。
鎌倉時代の入門書にはぴったりです。