「雪の夜ばなし」これは優れた怪談ですよ!不気味な兄妹と、見えない母親(患者)。そして中盤で大ドンデン返しがあってから、一気に「あちら側」に引き込まれていく黒男先生。「イイ話」になりそうで、しっかり命を奪われそうになってオチをつける!GOD手塚のストーリーテラーっぷりが堪能出来ます。
2年ぶりの #バーナード嬢曰く。7巻。同じ作者さんの「鬱ごはん」もだけど、大変な事になってるよな。もはや「あるある」とかを超えた、人生の真実に迫っている笑いになっている気がする(笑)。そして、さわ子×館林の尊い友情(あえて百合とは言わない)も摂取。読み終わるのが惜しい一冊。
ドラマ「ウイングマン」1話で美紅ちゃんに絡んでた不良って、原作3巻の彼らのアレンジかな?だとしたら芸が細かいな。
「実は私は」は、同じ男の子を好きになった複数のヒロインが互いを応援し合う、いい話があるんだけど、そういうラブコメの肝になるシーンで、延々とボケ倒すからね(笑)
→この後もボケが続く
「ブラック・ジャック」の『刻印』は、雑誌連載時は『指』という題で、ロックの多指症が問題で描き直された(らしい)事が有名だが、雑誌連載版ではBJの爆殺指示をしたのはロックだが、単行本では部下の独断かも?と曖昧になっている。「裏切った親友を死刑台に送った」BJの悲哀が、より際立つ改変だ。
「月曜日のたわわ」は、時に無自覚に、時に意識的に巨乳を男に押し付ける美少女たちに対し、「いかん、ここで手を出したら犯罪だ!」とグッと堪える男たちの「一人相撲」のおかしみを笑う作品だから、むしろ性犯罪を否定していると思うのだが、どうか。