ちな俺にとっての遠回りは「いつ恋」じゃなくてこっちの方。あとこれと全く同じ事をイチローも言ってて、やはり精神的な熟練度を高めた人は大体同じような境地に達するのだと思った。
あとやっぱり亜豆美保大好き!
こういう恋愛、こういうヒロインが良いよね。アホらしいレベルのピュアで、何でも直接話せるような信頼関係があって、夢物語のようなロマンチックがあるの。見てて応援したくなるわ。
バクマンも久々見返してるけど、やっぱ最高だなこの漫画。バスケ頑張ろうってなる。"夢を追う事"がテーマの漫画だけど、わりかし人生における幅広い事を多々描いてる。当時読んだ時とはまた違う感想が生まれる。
てかハンジ死亡時が劇中で唯一、その後(天国)が描かれるという、ある意味最も進撃らしくない事するんだよね。だから諫山先生もハンジさん気に入ってたんだと思う。このキャラだけは死をどうにかして報んでやりたいって感じが。
進撃読み返してるけど、やっぱハンジさん死亡シーンが作中で個人的一番悲しい。それも断トツで。個人的にこういうキャラ大好きだから辛い。
進撃は主要キャラ死ぬシーン山程あるけど、ハンジさんのが一番美しい。魅せ方、セリフ、最後、特にリヴァイとの会話が...悲し過ぎる
進撃の凄いところは、最初期の巨人の恐怖のインパクト。当然それは読者も慣れるし物語が進んでいく内に作中ですら最早脅威ではなくなるけど、最後の最後に今までで一番巨人の恐怖を演出できてるとこ。結局最後は、巨人怖すぎってなる。それも作中で一番。地鳴らしマジで怖すぎw
まあだから凄く平たく言えば、正しい、間違ってる、正義、悪とか諸々ひっくるめて全てぶっ壊したかったんだと思う。ダークナイトのジョーカーと同じで、作者自身がその自由を望んでたという事だ。だから最後のこのセリフは、作者の言葉だよ。多分。どうしても主人公に世界を滅ぼさせたかったんだよ。
主人公が(それも少年漫画)世界を滅ぼす、という事自体がタブーだし、それを漫画として表現する事自体やっぱり作者もおかしい。だから作者自身が何より自由を求めてたと考えるのが普通。進撃は簡単に言えば、抑制や制約からの脱出、言い換えれば破壊でそれこそ自由。作者自身にその願望があったんだろう
勿論そうでないものもあるが、作者が自分の作品に自分の思いを反映させるのは当然。それに確かこの作者、見た人に傷を残したい、みたいな事も言ってたし。つまりエレンが求める自由は、作者が求める自由でもあるのだ。じゃなきゃ、大虐殺のシーンでこんな表情描けないでしょ。自由だ、じゃねえよww