国境がなくなり国家がなくなれば、戦争がおきないと言われる人もいますが、実は国家が無くなった世界を、シミュレーションした漫画が、昔少年ジャンプにありましてね・・・。
イチロー選手「監督は絶対無理、人望がない」
これを聞いて真っ先にこれを思い出しました。
黒白優劣の戦いの世界は厳しいです。
かつて戦時中、太平洋方面から米軍が攻めてくる際、日本本土への上陸地点は南九州と関東方面だと推測され、そのための本土防衛戦が真剣に議論されましたが、結局無理という結論に至りました。日本は、本土での決戦はかなり守りづらい国であり、海上で防衛するのが今も昔も重要といえます。
中立を維持するのは非常に難しいです。こちらに争う気が無くとも、相手はこちらの資源を狙ってきますし、別の相手とこちらが手を組まない内に、つぶしてしまおうと考えるからです。つまり何が言いたいかと言うと、『無慈悲な8bit』週刊ファミ通にて連載中です。
地形が変化しないと、防衛上の弱点も変化しません。従ってこれら幕末日本の弱点は、そっくりそのまま現代にも当てはまります。大事なのは一番やられてはいけない部分を見極めて、その他の部分は場合によっては捨てる覚悟を持つ事です。
戦いでは戦意が大事ですが、相手の戦意を無くさせれば、戦わずして勝つ事も出来ます。いわゆる”マウントをとる”行動がそれで、相手のミスを過剰にあげつらい、罪を認めさせるのが重要となります。
週刊少年ジャンプで休載中の『ワールドトリガー』、戦術のことや、マスコミとのやりとり、大人の事情も書いてあってとてもすこ。
防御は攻撃に比べてリスクが少なく、大軍で防御を固めるとさらにリスクが減るはずですが、戦史を見ると不思議な事に、防御を固めれば固めるほど、どちらかというと勝利から遠ざかります。相手を倒すには、リスクのともなう”攻撃”をしなくてはなりません。