松本大洋『東京ヒゴロ』読んでいるのだが、右下の2コマの人物(左が兄、右が妹)の描き分けがすごい。きょうだい感を出しながら、目の形と微妙な髪色の違いではっきり識別できる。漫画家ってすごい。
近藤聡乃『A子さんの恋人』3巻ぐらいからグッとシリアスで大人の話に変貌していくんだな。皆が皆、恋愛好きなヘテロセクシュアルな人ばかりの中で、A子さんだけが拗れているというのが、この作品の妙。今後の展開が楽しみだ。
カレー沢薫『ひとりでしたい』9巻読了。テーマは超重量級だが(スクショ参照)、なぜか爽やかな漫画。すでに続きが楽しみだ
『A子さんの恋人』この3コマでちょっと泣いちゃったな。さらにA太郎のコートはニューヨークのダストボックスに捨てられちゃうし、A太郎は「もう二度と会わないよ」とか言うし。皆、阿佐ヶ谷からいなくなっちゃうし。時は移ろう。誰も同じところにはいられない。そんな青春漫画でもあるのだった。
大奥13巻順調に読み中。13代将軍家定のキャラがよい。そしてとうとう勝海舟が登場。思っていたより、ずっとずっとスケールの大きな漫画なのだった。