知らせを聞いたKAZUYAが駆けつけるも最早手遅れ。少女は「生まれ変わったのに、どうして…」「先生、もう一度私を助けて…」とうわ言を繰り返しながら事切れる。KAZUYAは少女の心の傷を見逃したことを悔やみ、独り無念さを噛み締めるのであった…。 
   そして我らがバットマンだが、捜査に躍起になるだけでなく放火された老人ホームに取り残されたお婆さんを命懸けで救出するシーンがやけに好き。「バットマンはヒーローではなく、ヴィランと闘うことで自身の心の傷を癒したいだけの狂人」論者は6万回読み直せ(命令)。
#好きなアメコミを語る 
   「『スーパードクターK』は『北斗の拳』と『ブラック・ジャック』を足したような漫画だ」とよく言われるが、実際太古の預言書に載せられていた救世主扱いされる話もある。朝倉がコメディリリーフを務める珍しいエピソードでもある。 
   中東の国レビークの皇女サラメールの血栓症を手術しようとするも「女性は配偶者以外の男性に皮膚を晒すべからず」という国教の戒律のため、通常の手術が行えない状況で如何に治療を施すか…というエピソード。 
   『ゴルゴ13』に出てくる覚者。街中でスピリチュアルな教室を開いている割に本物の覚者らしく、しかし「誰でも来てくださいね♪」みたいなキャッチも「あれは宣伝だよ!」と割り切っていたりとやけに生臭い。
#出番少ないけど印象に残っているキャラ 
   大分忙しくなってきたけど、脳内テンションは久々のファイトで流れる自らの血に滾るラーメンマンの気分なので我ながら頼りになる男だと思う。 
   そーいや本邦では絵で描かれた性器にもいちいち修正を入れなければならないという理不尽な掟があるけど、日本語版『ネオノミコン』は男女共に無修正で感動したな。 
   荒木飛呂彦は『孤独のグルメ』を「谷口ジローという漫画界最高峰の画力ありきの作品」的に評していたが「た、確かに…!」と首肯せざるを得ないぜ。 
   アースワンのブルースぼっちゃま、事件現場で「証拠品踏むなよ!」「ああこら指紋が擦れちゃうだろ!」「どうも君は刑事(Detective)に向いてないようだな…」ってゴードンにめっちゃ怒られて「す、すいやせん…」って顔するところが全米イチの萌えポイントだからな。 
   「俺/アタシバカだから~」と自嘲するも、設計図を見て素人には難しい部分も即解する藤本里奈ちゃんと、食レポやらせると比類なきボキャブラリーを発揮する虹村億泰くんの魂は繋がっている。