なおジャンルはホラーなので全編こんな感じ(割とマジ)。
ただその解決法も空想の『得体の知れなさ』に現実の『理』で対抗する形で面白かった。超存在に見入られた少女の奮闘という意味で『コララインとボタンの魔女』を思い出したぜー。
今週の『U149』、幸子のコミカルな使われ方をされがちな『ドキドキ体験もののプロ』としての含蓄が詰まっていてとても良い。その前の回で実地で飛んだPが桃華にアドバイスをする意味も増しててさりげなくしかし情報量の濃い台詞である。
そうか、律儀に本編をコミカライズしてもアニメ特有の音や動きという要素の前ではどうしても色褪せてしまうが「本編の舞台裏で起きていた出来事」と佐賀県PR、飯漫画要素を織り交ぜれば新鮮な面白さを提供できる・・・なんという冷静で的確な判断力なんだ!
枕元にあった『キン肉マン』読み返してたらスグルvsパイレートマンが異常に面白い。パワーからテクニックまで総動員してなお地力を上回るパイレートマンを、オメガにはあり得ない思想を象徴するクソ力で越えてみせるスグルがカッコよすぎてねぇ。
『人間兇器』読んでたら「娑婆ではバラガキで鳴らした主人公(ヘビが嫌い)が特高少年院で野外作業中に蛇見つけて焼いて食べる連中にドン引き」ってシーン見て「『夏恋』コミュじゃん」ってなった。
『浅草シネマパラダイス』より。
考えてみればテレビの実況とか配信一挙生放送とかで「見知らぬ他人と一緒に時間と感動を共有する」ことが手軽にできる時代になったんだなぁ。
ちなみに男性向け・女性向けエロはどちらがより暴力的かという話は絶対に建設的な議論にならないのでやめよう。SNSには強制的に話を終わらせる裁きの神ジャスティスは存在しないのである。
今月の『Blooming Clover』、過保護気味な保護者が「ウチの娘にこんなカッコさせるならもうアイドルなんてやらせん!」と怒鳴り込んでくるという扱いが難しいテーマを描いてるんだけど、ゲームの765プロを見ると「た、確かに・・・!」と頷かざるを得ない。
『鉄人兵団』でのび太がリルルを「撃てなかった」のは諸々含めた「優しさ」もあるだろうけど、それ以上に諸々含めた「甘さ」と考えてるクチなんである。地球侵略に来たロボットと分かっていても意志疎通出来る相手を撃てる覚悟を完了させた子供なんてそうはいないのである。