「少女クラブ」の編集長だった丸山昭がA先生と初めて会った時のことを語っている 「まんが道」では「バラと指輪」の漫画を依頼しにトキワ荘に来たことになってるけど(「まんが道」では「丸池」)、実際は並木ハウスの手塚治虫の部屋にA先生が手伝いに行っていた時らしい
「のび太と銀河超特急」でももちろん全員に個室があってみんなで集まる時にはミーティングルームを使うんだけど、おばけを見て怖くなったのび太がドラえもんと一緒の布団で寝るというかなり珍しいシーンが出てきた
今回「大長編ドラえもん のび太と銀河超特急」を読んでたら、「まんが道」を読む前とは全く違う感慨があった 上京して漫画家になるのを夢見てる北陸の少年だったF先生にとっては、SLってのは「素敵な場所に連れていってくれる夢の乗り物」だったんだなってことを思った
子供の頃にはドラえもんの「天の川鉄道の夜」を読みながら、昔走っていたという古風な煙を出す電車に思いをはせていた もちろん電気で走ってないから「電車」じゃないけど、子供なのでよくわからない 煙もなんの煙なのか理解してなかったしボッボッとかシュッシュッもなんの音なのかわかってなかった
西部劇の格好をしてうれしそうなのび太と、楽しそうに野次ってるドラえもんを見てたら、トキワ荘の部屋で西部劇のコスプレをしてる若き日の藤子不二雄のふたりのことを思い出して泣きそうになっちゃった
F先生の描く西部劇の世界にちゃんとGeneral Storeがあったので、ニコ…ってなっちゃった(他の建物に隠れてるけど看板の“ENERAL S”が見えてる)
ドラえもんにだじゃれの名前のひみつ道具が出てくると新漫画党の合作のことを思い出してぐっときちゃうんだけど、このクイズも見てたら真面目にだじゃれを考えて提案していた才野を思い出して泣きそうになっちゃった
お湯がわくのを待っている石森氏のことを考えると心が落ち着くので、お湯がわく石森氏のことを考えながらコンロの前でお湯がわくのを待っていました