昔、愛読していた学習まんがの古本を購入した。劇中、主人公たちが見る伝記映画のパートを先日亡くなられた中山蛙氏が描かれており、これが自分が初めて読んだ中山氏の作品なのだ。
ただスタッフ欄を見ても中山氏のお名前は無かった。この絵柄は間違いなく中山氏だと思うのだが……
夜とかテントの中のシーンはもちろんなんだけど、逆光で顔に影が落ちるシーンがすごく多い。常に光を意識させる絵だからこそ、日向の明るさや木漏れ日、夜のランタンの光なんかが意識されて、キャンプ地の空気感が伝わってくるんですよね。
大戦中の名機を集めたエアレースがアメリカで開催。主人公ダムダム五郎の父親は大戦中の零戦パイロットで終戦まぎわに愛機を森へ隠し、平和な時代になったら思いっきり飛ばせてやろう…という夢を、息子に託してエアレースに参加させる。ちなみに時代は現代(70年代後半)である。
発掘~。佐藤高穂氏が1993年に出された同人漫画「闇の恒星」。まんまアメリカのSF映画的な絵柄、ムードがカッコイイ!宇宙船のデザインとかは、最近の「オデッセイ」なんかに近く、時代を先んじている。
貝塚ひろし先生の「烈風」。よくガンダムなどで話題になる「量産機より試作機の方が強いイメージ」自分はこの漫画からの影響が大きいかもしれない…。https://t.co/8nxeONQNE6