#今週の胎界主
「生き恥を晒さずに済んで感謝してるはず」、『大器晩成』を一旦脇に於いても「転生があるから大局的には真!」と言い張る事も不可能ではないのだけど、もちろん人格は見ていないというか、
「たましいが偉大なら、人格(世界との折衝)関係なく偉大な人間・胎界主であるだろう」なのか。
「リソースがあれば、やりたい事をやれたし、やりたくない事をやらずに済んだ」というのは人生を振り返ってからの言葉で、
リソースの使い道を決める/使い方を学ばない裡は、あるだけ浪費し、何も残さず、どころかリソース自体に振り回されて破滅しかねないのが人間、という視点がある漫画だからな…。
#今週の胎界主
金を捨てる行為、おそらく「ションベンヤクザ(ひどい仮称だ)が億円賠償金をどう使うか」がアンサーの一つになるのだろう。
「恵まれた」リソースの放棄、その一面は「自由からの逃走」あるいは「権力勾配のある敵との対決からの逃走」にある、と言ってもヒネただけの所感ではあるまい。
あーなるほど「正義の道を歩む者達」が犠牲を払いながらも『どこかの時点で』勝利する、
「ジョースターの家系は『受け継ぐ者』なのでラストランナーになりがち」だっただけで「主人公だから勝っていたわけではない」という話にもなるのか!