秦三子先生「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」11巻 私の推しはケアマネージャーの長山さん。 「ハンバーグ作れない」って堂々と言えちゃう長山さん。 仕事も家庭もどちらもかかえて、「自分はここまでであきらめよう」って判断したらスパっと線引きしちゃう。 カッコいい！ そこに痺れるッ！憧れるう！！

私はフライドポテトを食べる時「エロイカより愛をこめて」の１シーンを思い浮かべる。 エーベルバッハ少佐が少年時代、初めて揚げたイモを食べて感動する場面がそれだ。 シスターと再会し初恋の終わりを悟る少佐の呟き。 「イモはあったかいうちがうまいんだ…」 珠玉のフライドポテトとして味わえる。

私は牛丼を食べる時キン肉マンを思い出す。 ロビンマスクが敵将キン肉マンマリポーサと対戦する前のシーンがそれだ。 「勝ってくれたら牛丼の大盛りをおごるぜー！」叫ぶキン肉マン。 「玉子とみそ汁もつけてな」颯爽と死地に向かうロビンマスク。 死闘を経て、友と食べる牛丼。 どんな味なのだろう。

コロナウイルスで…！ 巷に溢れる…！ デマ…！ ウイルス学…！ 免疫学…！ そんなもの…！ 専門家に任せておけ…！ 我々がすべきは…！ 手洗い…！ 一も二にも手洗いなのだ…！ トネガワ先生の…！ 伝説のポスター…！ 今こそ見直したい…！

「戦争は女の顔をしていない」 ソ連兵によるドイツの工場からの略奪シーン。 ソ連側からの視点で 「故郷を破壊された従軍女性たちに、何か持たせてやりたい」 「敵地で頑張った彼女たちに、せめてものことができて嬉しかった」 と語られます。 非情な略奪者と慈悲深い英雄、両者を分けるのは視点だけ。

今日は聖バレンタインデー。 女性が男性に告白する祝福の日。 昭和の遺物？商業イベント？ そんな野暮な声にはウイグル獄長、お願いします。 「あ〜、聞こえんな！！」 義理チョコ、友チョコ、最近は色々ややこしいけれど。 みんなの想い、どうか届け！

70%エタノール水溶液は、細菌やウイルスにとって悪夢の兵器だ。細胞膜を破壊し、中のタンパク質を変質させて殲滅する。 私は消毒用アルコールを使う時、手指で発生している阿鼻叫喚を想像する。 そして「寄生獣」の「きみは悪くなんかない…でも…ごめんよ…」と敵生命体にとどめを刺すシーンを想う。

高松美咲「スキップとローファー」3巻 夏休みに女子会をやろうと計画するシーン。 ミカちゃんの （あ） （私も入ってたんだ） に胸がキューって痛くなる。 リア充を目指しファッションに恋に頑張るけど、どこか自己肯定感の低いミカちゃん。 幸せになって欲しい。

高松美咲「スキップとローファー」3巻 楽しく盛り上がる泊まりがけの女子会。 夜に始まるであろう恋バナが気まずくて嘘を言って退席するミカちゃん。 うう…胸が痛い。　 この気後れ、この自己肯定感の低さ。 もはや他人とは思えない。 どうか自分の魅力に気付いて欲しい。 どうか幸せになって欲しい。

「BLUE GIANT SUPREME」10巻 本巻のクライマックスはロックフェスティバルでの演奏シーン。 しかし私がグッときたのはフェスティバル翌日に、ライバルと語らうこのシーン。お互いの力を認め、リスペクトし合う二人。本気でぶつかり合うからこそ深まる絆がある。 第78話「DEAR FRIEND」 熱い。名作だ。

市川ヒロシ「どんぶり委員長」1巻 お嬢様育ちの委員長、生まれて初めて食べたどんぶりは同級生の吉田くんが作る「親子丼」でした。 どんぶりの美味しさに目覚めた委員長のために、吉田くんは色々などんぶりを作ります。 お米とどんぶりの美味しい日本に生まれた幸せ。どんぶりの満腹満足ぶりって凄い。

コーラと言えばこのシーン。 「おいおいおい」 「死ぬわアイツ」 「ほう炭酸抜きコーラですか…」 「たいしたものですね」 この一連の流れはもはや様式美とすら言える。 思えばキャプ翼の日向小次郎も特訓後にコーラを飲んでいた。 高濃度糖溶液たる炭酸飲料の持つ威力と魅力、なかなかに興味深い。