「戦争は女の顔をしていない」3巻
独ソ200万人以上の戦死者を出した、スターリングラード攻防戦。最前線で戦うソ連軍女性兵士たち。
「この戦争が終わったら、皆がお互いをいたわりあう素晴らしい世界になるに違いない」
80年後、共にナチスドイツと戦ったロシア人とウクライナ人が殺し合う。切ない。
第二次世界大戦、ソ連の子供達を次々と轢き殺すナチスドイツ戦車部隊。
80年後、ロシア戦車部隊がウクライナに押し寄せ子供達を次々と殺し続ける。
一体どうしたら、この繰り返される歴史の輪廻を断ち切れるのだろう。
コロナウイルスで…!
巷に溢れる…!
デマ…!
ウイルス学…!
免疫学…!
そんなもの…!
専門家に任せておけ…!
我々がすべきは…!
手洗い…!
一も二にも手洗いなのだ…!
トネガワ先生の…!
伝説のポスター…!
今こそ見直したい…!
疫病の世界的流行、国境封鎖と外国人排斥の連鎖、物流分断と生産縮小、医療体制の崩壊、原油と株価の大暴落、実態経済の壊滅的混乱…etc。
滅亡とまではいかずとも、人類破局くらいは起きかねない2020年の世界。
当然MMRキバヤシさんは、2020年の人類破局もきっちり警告していた。古代インド暦凄いな。
カレー沢薫「ひとりでしにたい」1巻
昔は高卒でも正社員として安定した収入が得られた。無理して大学まで行く子は多くなかった。
2003年小泉内閣の労働者派遣法改正で非正規労働者が激増。奨学金問題が顕在化したのはこの頃からだ。
多額の借金を負っても抜け出せるか分からない、負のループが切ない。
松本明澄先生「立ち飲みご令嬢」8話
「真のコミュ障は初対面より2度目が苦手」
分かる…。
知り合いとまで言えるか微妙な人を見かけると、どう対応していいものか分からなくなりあわあわと挙動不審になる。
気軽に挨拶して話しかけられるようなら、私の人生にも少しは広がりが出るんだろうなあ…。
カレー沢薫「ひとりでしにたい」1巻
人生に楽しみって必要?
多額の奨学金で一流大学を卒業した那須田君。中央官庁に就職したものの、奨学金返済のため手取りは少ない。
お金を使わない生活が当たり前。雨風が凌げ餓えず着られる生活、死ぬまでそれで十分との価値観を持つ。
今の若い人は賢いなあ。