「スピリッツ」2020.11.2号は「ゆうきまさみ祭」。画業40周年記念『究極超人あ~る』の扉とあたしが声をあげて笑ってしまったページ。
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大阪国際児童文学館「明治ポンチ」展、毎日文化センター宝塚歌劇講座、「マカロニほうれん荘展 in 大阪」 見てきた~。『マカロニ』は、77年からわずか2年の連載だが、マンガの時代感が大きく変わったことを告知した作品。あの衝撃作がわずか9巻だったとは。
みなもと太郎『風雲児たち 幕末篇』32巻 p188。いよいよ暗殺に次ぐ暗殺の黒歴史篇に突入。幕末、学習院が志士のたまり場と化した描写の冒頭に、何とあたくしが。光栄です、みなもと先生!
恐れ多くも「別冊太陽 王羲之と顔真卿」にあたしの、猫じゃらし束ねて書いた書が載りました。他に小三治師匠、細川護煕さんなどうまい中に、まさに末席を汚しとります。
吉本浩二『ルーザーズ』2(双葉社) やっと買った。2巻の主人公はバロン吉元。アメコミそっくりの絵を筆で描いていたバロン吉元のインタビューも8ページにわたる。「子供漫画」と「大人漫画」、「どちらでもない」漫画の違いを今の読者が理解するのは難しいだろうなあ。
九井諒子『ダンジョン飯』12発見。そう、この作品は権力と欲望について食欲で喩える物語だったんだよね。でも、この盛り上がりと本の厚さ、まさかこれ最終巻? とか途中で思ったけど、よかった、まだ続いてた。ある種の物語にはずっと浸っていたいと思ってしまう力があるのだ。
高山和雅『天国の魚』(青林工藝社 2014年)。先日ビリケンギャラリーで買ったこの本、ようやく読めた。いやあ、これは、とんでもない作品です。形而上学的な設定、現実の忠実な再現性が、同じ緻密な空間再現性によって裏切られてゆく。俺の大好きな映画『インセプション』のテイストがある!