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【76年前の7月31日】
山田風太郎は、疎開先の飯田で講義を受講中。
「日本をこの惨苦に追い込んだものは何であるか? それは決して物量などではない。それは頭だ。それはこの頭なのだ!」(原作より)
今読むと感じ入るものがありますね…。敗戦直前のエピソードは、
『風太郎不戦日記』2巻収録です。
【76年前の8月12日】
「夕より夜にかけて雷雨──『原子爆弾だ!』と叫ぶ者ありて、みな大恐慌大爆笑」
広島への原爆投下から1週間弱。まだ、その甚大な被害を実感していない疎開先での一幕。風太郎はそんな周囲をよそに、切実な思いを強くしていく。
『#風太郎不戦日記 』2巻、第10話より。