確認しないといけない事柄あって、『石の花』連載開始の「コミックトム」をすごくひさしぶりに開いてみたら、連載開始当初の絵柄は『12色物語』の頃タッチそのままで。単行本とこんなにも違うのかと改めて驚きました。。この第1話でのフィーの可愛さたるや。。😯
『石の花』『あっかんべェ一休』が国内・海外で復刊となりましたので、次はこの作品をなんとかしたいですね。。(いろいろと動きはあります)
今回の展覧会は、坂口尚の「絵の魅力」にフォーカスをあてるという意図で、ショート作品の傑作『イラストファンタジー』(1973年)を中心に据える展示内容としました。同時代に描かれた『しおり』他、台詞が少なく絵によって見せる(語る)作品をセレクトして展示します。
坂口尚『石の花』での戦場や強制収容所の描き方は凄まじく、深く重く心に迫ってくるですが。こういったシーンの言葉ひとつ一つにも、心揺さぶられますね。
マンガナイトBOOKSでの原画展で展示されるこの原画は、実際の作品としての仕上がりはこのようになります。逆版・白抜きの処理は製版の現場での仕事となりますが、坂口尚さんの頭の中ではすべて完成形が見えているんですよね。 https://t.co/CkfgfqrVm4
コアなファンからも傑作と評される『おるごおおる』。初出は「まんが専門誌 ぱふ」1980年11月号。その後単行本にも収録されていますが、今回はじめてB5サイズでのお披露目となります。「ぶううめらぁん 風盼乱」も、全話が作品本来の形で再現されるのは、初出以来この本が初となります!
【「坂口尚と一休」展】前期(12/25〜12/7)の展示では、『石の花』からのセレクションとしてこの原画も展示します。
「同名の作品はすでに既刊本を持ってる」という方にも、このMOM叢書の冊子をぜひ手に取っていただきたいです。B5サイズの大きな判型で書籍になると、坂口尚の絵の魅力がいっそう立ち上がってきて、作品の印象がまた変わるかと思いますよ。。
最初の単行本、潮出版社・希望コミックスの時点で加筆修正されていて、新潮社版で更に大幅な修正が重ねられています。ホワイト加筆やコマの切り貼りが多くて、原画スキャン後のレストアが大変でした。この第1話のコマとか、手前の子供二人が消されてしまってますね。(希望コミックスの時点で)
坂口尚の『闇の箱』(1979〜80年)は、三流エロ劇画誌のひとつ『劇画アリス』に連載されました。この作品がなぜエロ劇画誌に?って思わずにいられませんね😅。成人向け雑誌の自動販売機でしか買えなかったということで、当時は購読するのに苦労した…という話をいろんな人から聞いたことあります。。 https://t.co/zC96WBzeVC
【坂口尚『石の花』 GUIDE BOOK】】の内容は、 KADOKAWA版『石の花』では巻末にモノクロでしか掲載されなかったイラストをカラーで収録する他、秘蔵の「石の花 創作ノート」の抜粋、1983年のユーゴ取材旅行時の写真など貴重な資料満載です!定価は税込1650円のところ、期間限定の1200円での販売。