「一揆というと、すぐ百姓一揆や土一揆を連想しますから何か反乱を起こすときの軍事組織のように思われますけれども、決してそういう意味ではないのです。一揆というのはもともとは仲間になるという以上の意味はありません。」(永原慶二『中世動乱期に生きる』吉川弘文館、P174)
9月24日は、漫画家さいとう・たかをの命日。
「……時代を逆行させる事は、誰にも出来ない……思い出は懐かしむだけにしておく事だ……」(『ゴルゴ13』第143巻、小学館、P125)
「謙遜は芸術にとって自明の前提である。人間の事業にして、毫末の疑惑をさし挟む余地のないようなものは一つもない。何人といえども、その短き生涯を終えんとして、自己の一生がいかにささやかな価値を有するにすぎなかったかを覚知せざるはないであろう。」(『忘れられた日本』中公文庫、P135)
「これでまたひとつ自分が成長できた…と
そう思えるのがとてもうれしいんじゃ
そういう気持ちをなくさないかぎり
人は勉強を続けるんじゃよ」
(さくら友蔵・述、『ちびまる子ちゃんのラクラク勉強法』集英社、P149)
#敬老の日
8月11日は、漫画家・古谷三敏の誕生日。
「好人物だが腕の悪イ医者に…
てめえの体まかせるか⁉︎
人柄ァいいがノコの使い方も分らねえ大工に…
普請を頼むかよ?」
(『寄席芸人伝④』小学館、P136)
8月11日は、作家・吉川英治の誕生日。
「古人を観るのは、山を観るようなものである。観る者の心ひとつで、山のありかたは千差万別する。無用にも有用にも。遠くにも、身近にも。山に対して、山を観るがごとく、時をへだてて古人を観る。興趣はつきない」(『随筆宮本武蔵/随筆私本太平記』P123)
長谷川町子『サザエさん』の中で描かれる「土用の丑の日」。
(参照:『うなぎと日本人』角川文庫、P88~89)