リベストギャラリーは、喜国くん。ほとんど原稿の即売会と化している。懐かしい原稿なんかもあって、楽しく見ていると、値段がついてたりして、ああこれも売られてしまうのかと、ちょっと複雑な気分になる。自分の亡き後、原稿をどうするかというのは、誰もが抱える課題なんだよな。
ずっと以前、PRIDE10の打ち上げパーティーで猪木に紹介された話を週刊アスキーの連載で書いた、おまけの漫画。が左側。その時に写真を撮ってくれたカメラマンの佐々木芳郎さんが、写真を張り込んだのが、右側。
手塚治虫は、大量の漫画を並行して描いていて、時間に追われていたせいだと思うが、よく見ると描き忘れや塗り忘れが時々あった。それを見つけるのは、子供の頃、けっこう楽しみだった。
ひとコマ目の、小さい方のオヤジの髭を、描き忘れている。
家を出る時には降ってなかったし、アメッシュでも雨雲はなかったのに、阿佐ヶ谷に着いたら、かなりの降りだった。すぐ近所なのに。ずぶ濡れで芝居を見る羽目になった。あんまり冷房がガンガンに効いてなくてよかった。なんだか梅雨に戻ったような天気。また屋外イベントも増えてきたし、雨は大変だ。
この辺は、子供の頃からどこの家に行っても、中日新聞があった。うちは父親が朝日好きだったので、ずっとサザエさんを読んで育った。ご飯屋のカウンターに中日新聞が置いてあったので、四コマは誰が描いてるのかなと広げたら、青沼貴子か。日本全国、いろんな人が四コマを描いている。
3年前に、こんなことを描いてたが、3年後も変化なし。ルリ子はこのままずっと家庭内野良かなあ。ちょっと寂しい。