ムロタニ・ツネ象『ピカドンくん』さすがにこの時代のゆかいまんがは古典の域というかタイトルのみ面白い出オチなんですが、やたらフランクなツネ象先生が見られてよかったです。主人公の名前は光ドン太。
平口広美『熱風ひばりヶ丘』岡崎由美子はどこかのビル(サンミュージックではない)から飛び降りるものの悪辣編集者・三沢豊のチンポに受け止められる。それはそれとして三沢に一家を滅茶苦茶にされた広田ひろみは三沢に切り取られた右手をあれして復讐を誓う。エロ・グロ・ナンセンスの三要素しかねえな
流れ板竜二、料理バトルの常としていろいろなトラブルに巻き込まれるものの「普通に暴行を受ける」「対戦相手がビビって対決の場に来ない」等、シンプル過ぎて逆に新鮮な感じがする。料理自体も「大根のかつらむき対決」等地味なものばかりで地に足が着きすぎているが、それでも読ませる内容なのが凄い
kindle unlimitedで司敬のウマ(に人生狂わされた)娘まんがを読んでいます。スルメをつまみに燗酒をやるのにちょうどいい湿度
『がきデカ』で好きなギャグは「八丈島のきょん」のきょんが出てこないバージョン「きょんぬき」です。ただの八丈島。
『こっとん鉄丸』kindle unlimitedで読む。原宿でデザイナーを目指すおしゃれボーイ・鉄丸がおしゃれライバルとのおしゃれバトルに工夫と努力で勝利していく。話の流れがグルメバトル漫画とほぼ同じなので「ほんとに着てみたんか」みたいなムチャな服も出てくる。実用的おしゃれアドバイスも楽しい
『秘命監察官ドン』。警察内の悪事を暴く秘密監察官の話。なんせ秘密の指令なので潜入先も秘密の連絡で伝えられるのだが、通天閣のネオン文字が「広島」だったり、将棋観戦してたら「秋田」の駒を出されたり、かに道楽のかにが「岡山」とデカデカ掲げていたり、行先がアバウトすぎる上に秘匿性が皆無。
『ノストラダムス・愛伝説』、3巻辺りまでは「なるほど、予言者の苦悩とかそういうものを通じて真正面から愛について描こうとしてるんだな」と感心したが、途中から小池せンせと五島勉が出てきて「人類滅亡だ〜ッ!グランドクロスだ〜!サターンはサタンだから不吉!」とキチガイ演説を始めて台無しに