『OH❤︎パンタクBOY』Kindleで読む。パンツの拓本を取るパンタク部の活躍を描く月刊ジャンプ作品。パンタクボールを尻に投げて「パンタクゲットだぜ!」と叫ぶ変態が主人公。パンタクソムリエ、パンタク肘、パンタク記念館など正気とは思えないワードだらけで読めば読むほどバカになる快作
目つき悪い女子 #48 キリネ/『ヤオチノ乱』 池袋が舞台の忍者サバイバル試験に挑む、非情にて有能にて三白眼の女子。1巻の時点ではコンビを組む男(ヘタレだが暴走すると強くなり意識を失うタイプ)に対し、足を引っ張るならいつでも切り捨てちゃうムーブを見せているがなんだかんだで面倒見よさそう
鬼太郎のおばけ旅行最終話でブードーが「サイコロの中に自分の小便を入れて相手の家に送りつける」という意味不明な行動を取っているが、あれはこの回自体が水木先生の貸本漫画「地獄の水」のセルフオマージュ(というか使い回し)だかららしいですね。なぜサイコロなのかは元ネタ読んでもわからんけど
「威力(ヤベエ)ーッ」はルビ芸としてはやや過剰な面白さなので(忍者と極道に出てきてもおかしくない)、単に「ヤベエ威力ーッ」だったのではないかと思う。篠原とおる『軍鶏』。
Kindle unlimitedで小池一夫・小島剛夕『孫悟空』読む。超面白い。三蔵法師がド外道の薄汚い中年、敵も味方もほぼヤクザ、釈迦の思惑は妖怪全滅という仁義なきアクションシルクロード。西遊記漫画の解がここにある! 悟空の如意棒より三蔵のチンポのほうが妖怪を退治してる
『ガクラン八年組』Kindle Unlimitedにも来てた。デカい敵がデカ過ぎる、人が死に過ぎる、頭に入れ墨&ヒゲの不良などは男塾を思い出すが本作のほうが4年早い。どの要素も八年組オリジンではないけど圧倒的な「やりすぎ感」は男塾、花沢高校に勝るとも劣らないと思う
長谷邦夫『伝説 トキワ荘の真実』 トキワ荘時代の思い出を綴っているのは前半のみで、中盤以降は怒涛のパロディとともに虚実入り混じる内容に!ただアナーキーながらもその視点はどこまでも優しい。最後は天国のトキワ荘が舞台になる。「あんた壁村耐三さん?」「ちがうって 奴は地獄だろうが」
ムロタニ・ツネ象『ピカドンくん』さすがにこの時代のゆかいまんがは古典の域というかタイトルのみ面白い出オチなんですが、やたらフランクなツネ象先生が見られてよかったです。主人公の名前は光ドン太。