なんだかキン肉マン2世における「正義超人も割とダーティファイトとかしてたんだぜ」感があるが、宗矩さんの場合、半分は素で言ってて、もう半分は「まあ無闇に誰かをボコるのはよくないから考えてからボコれ」と冷静で的確な判断力を炸裂させてくるので、やっぱりシルバーマンだよこいつ感ハンパない
まあ、作劇上の都合もあって、ああいうキャラになったのでしょうけど、実際のとこ、宗矩相手に「なんでもあり」をすると、逆に相手の手筋が広がって自分が不利になるだけなので、むしろ剣の立ち合いを挑む方が勝ち目あるという意味では、なんかグラシエーロ編の時の飛田のコメントを思い出したり。
前にも書いたけど、「活人剣とか無刀とか剣禅一致とか説いて、現代剣道にも繋がる「剣の道」を示したけど、自分自身は戦国仕込の「とりあえず殺してから考える。特に反省しない」みたいな剣の持ち主」という意味では、「柳生宗矩=シルバーマン」説というのは割と伝わりやすい気がする。
あと、パイレートマンがまず降伏勧告した上、カナディアンマンが拒絶したにも関わらず、「本当にそれでいいのか?」と再確認してくれてるのを見て、名前の確認すら女々しいから即ぶっ殺してた衛府の薩摩武家者を思い出してしまい、六鎗客ってもしかしていい人なのでは、という気がぬぐえなくて困る。
【超人制度】 民主主義は、その構成員たる有権者に超人であることを前提として強いる 【理想社会】https://t.co/AKXDoMhuQF
そういう意味の「超人」ではないことは百も承知ですが、この題名を読んだ瞬間、脳裏に浮かんだ絵面はこれ(超人というかほぼ神ですが
キン肉マン、悪魔六騎士編の時のウォーズマンの台詞、後のシルバーマンの虐殺王っぷりを踏まえた上で振り返ると、「そのマスクは、平和(物理)のマスクだから…」という感がある。
まあ、基本的な行動原理はこれだからね。仕方ないね(だからこそ松下殿のぐう聖っぷりが尚更に輝く訳ですが #おんな城主直虎
尤も、多数武蔵が出て、その大半が「お前武蔵な訳あるかーっ!」と即ツッコミされるようなキャラだとしても、一人くらいは正統派武蔵(というか女武蔵と対になる「本来の人類史の武蔵」)がいそうですが、さて、どんなタイプになるのやら。
で、出てくる鯖が、皆「○○の武蔵」とか名乗ってて、その中に死す版サイボーグ武蔵とかも出てくれば、アーチャーだろうがライダーだろうがやりたい放題ですよ。そりゃ小次郎も「お前本当に武蔵か!?」と突っ込む。
なにやら坊ちゃんラノベ説やBL説がTLで散見されるが、最近読んだうちで一番印象に残ってる坊ちゃんはこれである。まさにバイオレンス&バイオレンス。なんとか連載再開しないものか。
【こころ オブ・ザ・デッド ~スーパー漱石大戦~】
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そして何の脈絡もなく突如出現する勇次郎。事後の余韻もへったくれもありゃしないのであり、というかあんまり喰らえ喰らえ連呼されると腹が減ってくる(そしてエア味噌汁