あー、実は楠木正成主役の新連載とかになったりしないかしらん。冒頭で百姓やってるとこから、最後で急にガンギマリ目になった正成が代官の屋敷にファイヤーかまして、満面の笑みでダッシュするとこから始まる話とか。
そういや「宝石の国」の録画分が溜まったまま、まだ観れてないのだが、うちのTLの感想を見てると、「宝石超人を名乗る連中が、月からやってくる敵相手に己の肉体を駆使して激闘を繰り広げる」という内容としか判別できぬので、当方の脳内宝石超人たちのビジュアルはこんな感じである(多分違う
ちなみに、謹厳実直型の宗矩さんが悪落ちすると、最初に殺しに掛かるのが大体身内というのが、日常で色々溜め込んでたんだね感がある。というか、そもそも転生する時の動機が「ああ、斬りたい!生まれ変わって十兵衛とか兵助とか超斬りたい!」と身内相手に殺意を炸裂させてるとこがまた。
という訳で、宗矩を仕官させることに成功したマスターは、ボス戦時前とかでこう言いながら宝具AAEXとかぶち込ませると吉。
FGO宗矩さんと会話すると、とりあえず人を斬る方向に誘導してくるの、「従僕でもあれば主の命に従うのが筋」「それはそれとして斬りたい!超斬りたい!」という合間から「なので斬れと御下命が出るように主殿を誘導しよう」感があって、なんか既視感あるなと思ったが、思い出した。これだ。
歴史伝奇において、物語開始時は謹厳実直な宗矩さんが、諸々の事情により悪落ちすると、大抵はっちゃけハッピーライフっぷりを晒すの「父さんな、明日からヒップホップで食っていこうと思うんだ」感がある。これとかも明らかに悪落ち後の方がストレスなさそうだし。
なんだかキン肉マン2世における「正義超人も割とダーティファイトとかしてたんだぜ」感があるが、宗矩さんの場合、半分は素で言ってて、もう半分は「まあ無闇に誰かをボコるのはよくないから考えてからボコれ」と冷静で的確な判断力を炸裂させてくるので、やっぱりシルバーマンだよこいつ感ハンパない
まあ、作劇上の都合もあって、ああいうキャラになったのでしょうけど、実際のとこ、宗矩相手に「なんでもあり」をすると、逆に相手の手筋が広がって自分が不利になるだけなので、むしろ剣の立ち合いを挑む方が勝ち目あるという意味では、なんかグラシエーロ編の時の飛田のコメントを思い出したり。
前にも書いたけど、「活人剣とか無刀とか剣禅一致とか説いて、現代剣道にも繋がる「剣の道」を示したけど、自分自身は戦国仕込の「とりあえず殺してから考える。特に反省しない」みたいな剣の持ち主」という意味では、「柳生宗矩=シルバーマン」説というのは割と伝わりやすい気がする。
あと、パイレートマンがまず降伏勧告した上、カナディアンマンが拒絶したにも関わらず、「本当にそれでいいのか?」と再確認してくれてるのを見て、名前の確認すら女々しいから即ぶっ殺してた衛府の薩摩武家者を思い出してしまい、六鎗客ってもしかしていい人なのでは、という気がぬぐえなくて困る。